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    2026年2月3日 1時28分

    英アストラゼネカ、普通株をNYSEに上場=米国株個別

    (NY時間11:28)(日本時間01:28)
    アストラゼネカ(普通株)<AZN> 191.76(+8.59 +7.51%)

     英製薬大手アストラゼネカ<AZN>は、米国での上場区分を変更。従来はナスダックに米国預託証券(ADR)を上場させていたが、普通株をニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する。同社は売上高の約半分を米国で稼いでおり、英・スウェーデン・米国の上場を同等に扱うとしつつ、米国志向を一段と強めることで投資家層の拡大を狙う。

     これは、ソリオットCEOが世界最大の医薬品市場である米国に成長機会を求める中で、事業における米国の重要性が高まっていることを反映させ、米投資家が普通株を直接購入しやすくなることで、ロンドン上場の相対的な存在感が低下する可能性も指摘されている。

     同社はトランプ大統領の関税計画を背景に、2030年までに米国へ500億ドルを投資する方針を掲げる一方、英国本社の2億ポンド拡張計画は一時停止している。

     アナリストは、「流動性が米国で大きく高まれば、長期的には取引の中心が米国に移り、最終的に主要上場をロンドンから米国へ移す検討に至る可能性が高い」と指摘。

     また、今回の動きにより、英国での株式取引に課される印紙税を支払わずに同社株を購入できるようになり、英財務省は年間約2億ポンドの税収を失う恐れがあるとされ、成功すれば他のロンドン上場企業がADRから普通株へ切り替える動きを促し、印紙税収のさらなる減少につながる可能性がある。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース