2026年1月26日 23時21分
AIによる雇用への影響、英国が最も大きく2番目は日本 米大手証券調査
英国ではAI導入により、雇用創出を上回るペースで職が失われており、その速度は他の国よりも速い。ブルームバーグが米大手証券の調査を伝えている。
AIを採用する企業にとっての恩恵は、英労働者には特に重い代償が伴い、すでに減速しつつある労働市場の重しとなっているという。調査では、英企業は過去12カ月に、AIが要因となった雇用純減が8%に上ったと報告。これはドイツ、米国、日本、オーストラリアの企業を含むグループの中で最も高い水準で、国際平均の2倍に当たる。2番目に高かったのは日本企業で、雇用純減は7%だった。
米大手証券は、少なくとも1年以上AIを利用している企業を対象に調査を実施。生活必需品と小売り、不動産、運輸、医療機器、自動車というAIの影響を受けやすい5分野を対象に調査した。多くの企業で、AIへのテクノロジー投資はすでに成果を上げている。
英企業はAIによって平均11.5%の生産性向上を実現し、約半数はそれを上回る改善を報告。ただ、ほぼ同水準の生産性向上を報告した米企業は、AIによる人員削減を上回る雇用を創出している。
英国では、企業の雇用削減が2020年以来の高ペースで、失業率は約5年ぶりの高水準に達した。中でも、ソフトウエア開発者やコンサルタントなど、AIの影響を受けやすい職種の削減はより速いペースとなっている。
調査によると、英国の雇用主はAI導入により、全体の約4分の1の職務について削減、もしくは欠員補充を見送った。他国も同程度の水準だが、AIを背景に採用を拡大する可能性は、英企業の方が大幅に低かった。
当面の焦点は、AIが英国の若者やホワイトカラー層にどのように悪影響を及ぼしているかだ。AIが初級レベルのホワイトカラー職を揺るがす中、英国の若年失業率は11月までの3カ月に13.7%と、2020年以来の高水準に達した。
雇用主は、英国では実務経験2-5年を要するキャリア初期の職種が最も削減しやすいと回答したという。
株探ニュース
AIを採用する企業にとっての恩恵は、英労働者には特に重い代償が伴い、すでに減速しつつある労働市場の重しとなっているという。調査では、英企業は過去12カ月に、AIが要因となった雇用純減が8%に上ったと報告。これはドイツ、米国、日本、オーストラリアの企業を含むグループの中で最も高い水準で、国際平均の2倍に当たる。2番目に高かったのは日本企業で、雇用純減は7%だった。
米大手証券は、少なくとも1年以上AIを利用している企業を対象に調査を実施。生活必需品と小売り、不動産、運輸、医療機器、自動車というAIの影響を受けやすい5分野を対象に調査した。多くの企業で、AIへのテクノロジー投資はすでに成果を上げている。
英企業はAIによって平均11.5%の生産性向上を実現し、約半数はそれを上回る改善を報告。ただ、ほぼ同水準の生産性向上を報告した米企業は、AIによる人員削減を上回る雇用を創出している。
英国では、企業の雇用削減が2020年以来の高ペースで、失業率は約5年ぶりの高水準に達した。中でも、ソフトウエア開発者やコンサルタントなど、AIの影響を受けやすい職種の削減はより速いペースとなっている。
調査によると、英国の雇用主はAI導入により、全体の約4分の1の職務について削減、もしくは欠員補充を見送った。他国も同程度の水準だが、AIを背景に採用を拡大する可能性は、英企業の方が大幅に低かった。
当面の焦点は、AIが英国の若者やホワイトカラー層にどのように悪影響を及ぼしているかだ。AIが初級レベルのホワイトカラー職を揺るがす中、英国の若年失業率は11月までの3カ月に13.7%と、2020年以来の高水準に達した。
雇用主は、英国では実務経験2-5年を要するキャリア初期の職種が最も削減しやすいと回答したという。
株探ニュース