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    2026年1月17日 2時28分

    ゴールドマン、160億ドルを起債 ウォール街では最大の規模=米国株個別

    (NY時間12:27)(日本時間02:27)
    ゴールドマン<GS> 959.39(-16.47 -1.69%)

     ゴールドマン<GS>が、投資適格級社債の発行を通じ160億ドルを調達した。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。ウォール街の銀行による投資適格級社債の発行としては史上最大の規模となった。

     同銀の起債は当初設定した最低目標額を40億ドル上回った。15日には同業他社も相次ぎ起債に動いた。モルガン・スタンレーとウェルズファーゴはそれぞれ社債発行で80億ドルを調達したと伝わっている。

     企業の債券発行が相次ぐ背景には、低めの金利環境を利用できる点や、米経済の底堅さを背景にした投資家心理の改善がある。大手銀は四半期決算の発表後に起債する傾向があり、その動きは市場環境の指標として注目される。

     ゴールドマンの起債は年限が3年から21年まで6本立てでの構成と伝わっている。最長年限は米国債に対して0.8%ポイント上乗せの利回りで決まった。当初協議されていた1.05%ポイントから引き下げられたという。

     アナリストは今回の起債について、「地政学的な懸念が高まる中でも需要が強く、信用スプレッドが依然としてタイトであることを示した」と指摘。市場で資金調達を行うなら、いまが絶好のタイミングだということだ」と述べた。

     ゴールドマンによるこれまでで最大の社債発行は、2022年の120億ドル。ウォール街の大手銀による最大規模の社債発行は、バンカメが21年に実施した150億ドルだった。

     各行は、資金調達コストが低く抑えられている中で起債を急いでいる。米金融機関が社債発行で米国債に上乗せして支払う利回り(スプレッド)は0.76%ポイントに低下し、投資適格社債市場全体と同水準にある。2023年の地銀危機とクレディ・スイスの破綻以降、金融機関は一般事業会社よりやや高い金利での調達を強いられていた。

     本日の株価は前日の上げからの利益確定売りで反落している。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース