探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  カルメイン・フーズが下落 アナリストが目標株価を95ドルに引き下げ=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2025年12月31日 3時33分

    カルメイン・フーズが下落 アナリストが目標株価を95ドルに引き下げ=米国株個別

    (NY時間13:33)(日本時間03:33)
    カルメイン・フーズ<CALM> 80.33(-1.75 -2.13%)

     鶏卵のカルメイン・フーズ<CALM>が下落。アナリストが目標株価を従来の105ドルから95ドルに引き下げた。投資判断は「中立」。通常は1年で最も需要が強い時期であるにもかかわらず、鶏卵の需給環境が引き続き悪化していると指摘。

     採卵鶏の羽数が約3億羽と業界予想の約3億2500万-3億4000万羽を大きく下回る水準に留まっているにもかかわらず、市場の弱さが続いていると述べている。

     また、供給が潤沢な中で、店頭での販売消化をより強めるためには、さらなる棚卸価格の引き下げが必要になる可能性があるとの声を業界関係者から引き続き聞いているという。

     一方、最近の種鶏群の増加は、春から夏にかけての追加供給に繋がる懸念を高めている。さらに、直近で買収した調理済み卵製品や朝食食品を手掛けるエコー・レイク社についても、プロセス改善の影響で短期的な業績の軟化が見込まれるとしている。

    【企業概要】
     主に米国で、高品質の新鮮な殻付き卵と卵製品を生産・販売する。従来卵・ケージフリー卵・有機卵・褐色卵・放牧卵・栄養強化卵などの生産・格付け・包装・マーケティング・流通事業を手掛けるほか、液状・冷凍卵製品や、固ゆで卵・プロテインパンケーキ・クレープなどの調理済み食品も取り扱う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース