先ほど為替市場ではドル高、米株式市場も若干の値動きが見られた。「トランプ大統領が次期ＦＲＢ議長選びでウォラーＦＲＢ理事と面談へ」と伝わったことに反応した模様。ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が伝えた。

　これまではハセット米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長が最有力候補と見られていたが、ここに来てウォーシュ元ＦＲＢ理事や本日のウォラーＦＲＢ理事の名前が挙がるなど、情勢は再び混とんとしているようだ。

　トランプ大統領は以前、「自身の中では決まっている」と述べていたが、いつものように土壇場で心変わりも出ている模様。また、ハセット委員長の場合、政権内からも「両者は親し過ぎる」として異論が出ているとの報道も流れていた。

　ドル円は瞬間的に１５４．９０円近辺まで上昇したが、すぐに１５４．６５円付近の元の位置に戻している。ダウ平均は３４０ドル安。

NY株式16日（NY時間14:41）（日本時間04:41）
ダウ平均　　　48071.92（-344.64　-0.71%）
ナスダック　　　23040.53（-16.88　-0.07%）
CME日経平均先物　49770（大証終比：+310　+0.62%）

USD/JPY　154.66　EUR/USD　1.1758　GBP/USD　1.3428

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース