2025年12月17日 5時20分
前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■ピクセル <2743> 7円 (-30円、-81.1%) ストップ安
ピクセルカンパニーズ <2743> [東証S]がストップ安。東京証券取引所が15日、同社株の上場廃止を決定したと発表した。内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制などが適切に整備・運用される見込みがなくなったと認められたため。12月15日から来年1月15日まで整理銘柄に指定された後、来年1月16日付で上場廃止となる。これを受けて処分売りが出た。
■INPEX <1605> 3,121円 (-105円、-3.3%)
INPEX <1605> [東証P]が大幅反落。15日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月限が前週末比0.62ドル安の1バレル=56.82ドルと下落。一時56.4ドルと10月下旬以来、約2ヵ月ぶりの水準に下落した。ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、「安全の保証」があれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念すると表明。ウクライナとロシアの和平交渉が進展し、先行き合意に至れば対ロ制裁が解除され、ロシア産原油が市場に流入するとの思惑から、原油相場は軟調に推移していた。
■湖北工業 <6524> 2,870円 (-84円、-2.8%)
湖北工業 <6524> [東証S]が反落。15日の取引終了後、子会社エピフォトニクスが単結晶PLZT薄膜ウエハーの販売を開始したと発表。これを受けて16日朝方は高く始まったものの、買いが続かなかったようだ。鉛(Pb)、ランタン(La)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)の酸化物であるPLZT薄膜は、現在光変調器などの光デバイスで用いられているLN(ニオブ酸リチウム)材料などに対して約10倍の高い電気光学効果を有しているのが特徴。同社ではPLZT薄膜を光導波路として用いることでナノ秒での切り替えが可能な超高速光スイッチを開発。この光スイッチをAIデータセンターや光量子コンピュータに応用することで、演算能力の向上やデータセンターの低消費電力化が可能になると考えられており、今後の展開が期待されている。
■ホギメデ <3593> 6,580円 (-170円、-2.5%)
ホギメディカル <3593> [東証P]が3日ぶり反落。16日午前8時ごろ、米カーライル・グループ <CG> と取り組んでいる非公開化に向けた協議について、最終提案を受けている1株6700円をTOB(株式公開買い付け)価格とする前提で現在最終調整中と発表しており、これにサヤ寄せする動きとなった。今回の件について、日本経済新聞電子版は15日午後3時ごろに「投資ファンドの米カーライル・グループは手術用品のホギメディカルを買収する」と報じていた。買収額が1500億円規模とみられると伝えており、前日15日はストップ高の水準となる6750円に買われた。
※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース
ピクセルカンパニーズ <2743> [東証S]がストップ安。東京証券取引所が15日、同社株の上場廃止を決定したと発表した。内部管理体制確認書の提出前で、内部管理体制などが適切に整備・運用される見込みがなくなったと認められたため。12月15日から来年1月15日まで整理銘柄に指定された後、来年1月16日付で上場廃止となる。これを受けて処分売りが出た。
■INPEX <1605> 3,121円 (-105円、-3.3%)
INPEX <1605> [東証P]が大幅反落。15日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の1月限が前週末比0.62ドル安の1バレル=56.82ドルと下落。一時56.4ドルと10月下旬以来、約2ヵ月ぶりの水準に下落した。ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、「安全の保証」があれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念すると表明。ウクライナとロシアの和平交渉が進展し、先行き合意に至れば対ロ制裁が解除され、ロシア産原油が市場に流入するとの思惑から、原油相場は軟調に推移していた。
■湖北工業 <6524> 2,870円 (-84円、-2.8%)
湖北工業 <6524> [東証S]が反落。15日の取引終了後、子会社エピフォトニクスが単結晶PLZT薄膜ウエハーの販売を開始したと発表。これを受けて16日朝方は高く始まったものの、買いが続かなかったようだ。鉛(Pb)、ランタン(La)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)の酸化物であるPLZT薄膜は、現在光変調器などの光デバイスで用いられているLN(ニオブ酸リチウム)材料などに対して約10倍の高い電気光学効果を有しているのが特徴。同社ではPLZT薄膜を光導波路として用いることでナノ秒での切り替えが可能な超高速光スイッチを開発。この光スイッチをAIデータセンターや光量子コンピュータに応用することで、演算能力の向上やデータセンターの低消費電力化が可能になると考えられており、今後の展開が期待されている。
■ホギメデ <3593> 6,580円 (-170円、-2.5%)
ホギメディカル <3593> [東証P]が3日ぶり反落。16日午前8時ごろ、米カーライル・グループ <CG> と取り組んでいる非公開化に向けた協議について、最終提案を受けている1株6700円をTOB(株式公開買い付け)価格とする前提で現在最終調整中と発表しており、これにサヤ寄せする動きとなった。今回の件について、日本経済新聞電子版は15日午後3時ごろに「投資ファンドの米カーライル・グループは手術用品のホギメディカルを買収する」と報じていた。買収額が1500億円規模とみられると伝えており、前日15日はストップ高の水準となる6750円に買われた。
※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース