（NY時間10:23）（日本時間23:23）
アクソン<AXON>　879.84（+134.96　+18.12%）

　スタンガンやボディカメラなど警護用品のアクソン・エンタープライズ<AXON>が大幅高。前日引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、売上高見通しを上方修正した。通期のＥＢＩＴＤＡの見通しには関税の影響が反映されているとしている。

　アナリストは「これは非常に強い内容だったと考えており、ポジションを積み増すべきと判断している」と述べた。予約件数の強さと、同社がこれまでで最大規模となる契約を主要都市の警察と結んだ点に注目。「新たな業績見通しについては、依然として慎重な内容と見ている」とも述べた。

（４－６月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：2.12ドル（予想：1.47ドル）
・売上高：6.68億ドル　33％増（予想：6.40億ドル）
　　テイザー：2.16億ドル（予想：2.40億ドル）
　　ソフトウェア＆センサー：2.92億ドル（予想：3.98億ドル）
・粗利益率：60.4％（予想：62.4％）
・EBITDA（調整後）：1.72億ドル（予想：1.60億ドル）

（通期見通し）
・売上高：26.5～27.3億ドル（従来：26.0～27.0億ドル）（予想：26.6億ドル）
・EBITDA（調整後）：6.65～6.85億ドル（従来：6.50～6.75億ドル）（予想：6.77億ドル）

【企業概要】
　主に米国で、国際機関、連邦・州機関、地方自治体の法執行機関、消防、救急医療、司法機関、民間企業向けに、スタンガン・ボディカメラ・車載カメラ・クラウドホスト型デジタル証拠管理ソリューション・生産性向上ソフトウェア・リアルタイムオペレーション機能などを含む公共安全ソリューションを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース