2025年6月17日 23時44分
レナー、決算受け上昇 冴えない決算も投資家を安心させる内容との評価=米国株個別
米住宅建設のレナー<LEN>が上昇。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益が予想を下回った。住宅粗利益率が予想を下回っている。
ただ、アナリストからは、第3四半期の新規受注の見通しは予想を下回ったものの、住宅粗利益率は第2四半期から横ばいを見込んでおり、投資家を安心させる内容だったとの評価も出ている。
ミラーCEOは声明で「住宅市場は依然として購入可能性の制約や消費者信頼感の低下などで軟調だが、着工・販売・引き渡しを継続する戦略で、長期的な効率性構築に注力している。住宅ローン金利の高止まりと消費者信頼感の弱まりを受け、販売促進のインセンティブを提供しつつ、着工を進めて販売ボリュームを確保した」と述べた。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.81ドル(予想:1.95ドル)
・売上高:83.8億ドル 4.4%減(予想:82.6億ドル)
・住宅粗利益率:17.8%(前年同期:22.6%)
・新規受注:2万2601件(予想:2万3027件)
・引き渡し件数:7%減
・受注残:1万5538件(予想:1万6150件)
(5-7月・第3四半期見通し)
・住宅粗利益率:約18%
・新規受注:2万~2万3000件(予想:2万3348件)
・引き渡し件数:2万~2万3000件(予想:2万3674件)
【企業概要】
米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ただ、アナリストからは、第3四半期の新規受注の見通しは予想を下回ったものの、住宅粗利益率は第2四半期から横ばいを見込んでおり、投資家を安心させる内容だったとの評価も出ている。
ミラーCEOは声明で「住宅市場は依然として購入可能性の制約や消費者信頼感の低下などで軟調だが、着工・販売・引き渡しを継続する戦略で、長期的な効率性構築に注力している。住宅ローン金利の高止まりと消費者信頼感の弱まりを受け、販売促進のインセンティブを提供しつつ、着工を進めて販売ボリュームを確保した」と述べた。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.81ドル(予想:1.95ドル)
・売上高:83.8億ドル 4.4%減(予想:82.6億ドル)
・住宅粗利益率:17.8%(前年同期:22.6%)
・新規受注:2万2601件(予想:2万3027件)
・引き渡し件数:7%減
・受注残:1万5538件(予想:1万6150件)
(5-7月・第3四半期見通し)
・住宅粗利益率:約18%
・新規受注:2万~2万3000件(予想:2万3348件)
・引き渡し件数:2万~2万3000件(予想:2万3674件)
【企業概要】
米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース