2025年6月6日 4時33分
テスラ、一時17%超の下落 マスク氏とトランプ大統領が侮辱の応酬=米国株個別
(NY時間15:33)(日本時間04:33)
テスラ<TSLA> 284.60(-47.45 -14.29%)
NY時間の終盤に入ってもテスラ<TSLA>への売りが続いており17%超の下落となっている。マスク氏とトランプ大統領の対立が決定的となっており、両者はSNS上で侮辱の応酬を繰り広げ、トランプ大統領は、マスク氏が共和党の税制改革法案を批判したことに「失望した」と述べた。一方、マスク氏はXへの投稿で「トランプ大統領は自分がいなければ選挙に負けていただろう」と述べた上で、その後の投稿では「何という恩知らずだ!」と付け加えていた。
この対立は、テスラの利益に影響を与える電気自動車税額控除の削減を含む法案と、マスク氏が法案が可決される前にその内容を見なかったと主張していることに端を発している。
米下院を通過した税制改正法案に一部のテスラ車などの電気自動車(EV)の購入者への最大7500ドルの税額控除が年末までに廃止されることが盛り込まれている。これによりテスラの年間の利益が最大12億ドル減少する可能性が指摘されている。
トランプ大統領はマスク氏の政府との契約と補助金の打ち切りを提案し、「予算を節約する最も簡単な方法は、マスク氏の契約を打ち切ることだ」とまで述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テスラ<TSLA> 284.60(-47.45 -14.29%)
NY時間の終盤に入ってもテスラ<TSLA>への売りが続いており17%超の下落となっている。マスク氏とトランプ大統領の対立が決定的となっており、両者はSNS上で侮辱の応酬を繰り広げ、トランプ大統領は、マスク氏が共和党の税制改革法案を批判したことに「失望した」と述べた。一方、マスク氏はXへの投稿で「トランプ大統領は自分がいなければ選挙に負けていただろう」と述べた上で、その後の投稿では「何という恩知らずだ!」と付け加えていた。
この対立は、テスラの利益に影響を与える電気自動車税額控除の削減を含む法案と、マスク氏が法案が可決される前にその内容を見なかったと主張していることに端を発している。
米下院を通過した税制改正法案に一部のテスラ車などの電気自動車(EV)の購入者への最大7500ドルの税額控除が年末までに廃止されることが盛り込まれている。これによりテスラの年間の利益が最大12億ドル減少する可能性が指摘されている。
トランプ大統領はマスク氏の政府との契約と補助金の打ち切りを提案し、「予算を節約する最も簡単な方法は、マスク氏の契約を打ち切ることだ」とまで述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース