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    2025年4月15日 0時39分

    米10年債利回りが5%を超えた場合、FRBが市場に介入との見方

    米国債利回り(NY時間11:35)(日本時間00:35)
    米2年債  3.866(-0.094)
    米10年債 4.407(-0.082)
    米30年債 4.833(-0.037)
    期待インフレ率  2.238(+0.005)
    ※期待インフレ率は10年債で算出

     米10年債利回りが5%を超えた場合、FRBが市場に介入し、年内にも本格的な買い入れプログラムが実施される可能性があるとの見方が出ている。10年債が5%、30年債は5.25%を上抜ければ、その可能性があるという。

     また、トランプ関税が成長を阻害し、借り入れコストを押し上げると見られ、FRBは景気下支えに向けて大規模な量的緩和(QE)と利下げに踏み切るだろうとも述べた。

     足元の米国債の急落は、米国が重大な転換点を迎えている兆候だとし、長期的には米国債で国内勢の買い手が増える構造的な変化を招くとの見方を示した。

     双子の赤字を抱え、経済が圧力にさらされている中で米国が資金調達を継続する唯一の方法は、日本のように自国の債務を国有化することだと指摘している。日本では、日銀を含む国内の投資家が国債の90%以上を保有している一方、米国債の約3分の1は外国人投資家が保有。

     外国勢が購入を控える、あるいは中国が米国債を大量売却した場合には、資金調達の危機に陥るとの懸念が高まっている。FRBの債券購入によって、いずれ国外勢による米国債の保有比率は段階的に20%、15%、10%へと低下する可能性があるとも述べている


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