2024年11月5日 23時48分
パランティアが決算受け大幅高 AIソフトに対する旺盛な需要を示す=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間23:47)
パランティア<PLTR> 49.64(+8.23 +19.86%)
情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。営業利益およびEBITDAも予想を上回っている。ガイダンスも公表し、予想を上回る第4四半期の売上高見通しを示したほか、通期の営業利益の見通しを上方修正している。
同社のAIソフトに対する旺盛な需要が背景。カープCEOは株主宛ての書簡で「米国内の官民からの揺るぎない需要に応えることで事業の成長が加速しており、財務実績は予想を上回っている」と説明。「世界はいま、米国主導のAI革命の真っ只中にあり、産業と経済が再構築されつつある。われわれその中心に位置している」と述べた。
アナリストからもポジティブなコメントが出ており、「今回の決算は、顧客のAIイニシアチブを獲得する同社の能力を証明した。トレンドラインは予想以上に強く、同社のAI分野における好位置を浮き彫りにしている」と述べている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:7.25億ドル 30%増(予想:7.04億ドル)
・営業利益(調整後):2.76億ドル(予想:2.36億ドル)
・営業利益率(調整後):38%(予想:34.5%)
・EBITDA(調整後):2.84億ドル(予想:2.44億ドル)
・FCF(調整後):4.35億ドル
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:7.67~7.71億ドル(予想:7.47億ドル)
・営業利益(調整後):2.98~3.02億ドル(予想:2.62億ドル)
(通期見通し)
・米民間部門売上高:6.87億ドル超
・営業利益(調整後):10.5~10.6億ドル(従来:9.66~9.74億ドル)(予想:9.71億ドル)
・FCF(調整後):10億ドル超(従来:8~10億ドル)
【企業概要】
米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けに、信号インテリジェンスソースから機密情報提供者のレポートに至るまでのデータパターンを識別するソフトウェアを提供する。また、同社のプラットフォームは、商業企業の大規模プロジェクト関連において、データの中央オペレーティングシステムにも対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
パランティア<PLTR> 49.64(+8.23 +19.86%)
情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。営業利益およびEBITDAも予想を上回っている。ガイダンスも公表し、予想を上回る第4四半期の売上高見通しを示したほか、通期の営業利益の見通しを上方修正している。
同社のAIソフトに対する旺盛な需要が背景。カープCEOは株主宛ての書簡で「米国内の官民からの揺るぎない需要に応えることで事業の成長が加速しており、財務実績は予想を上回っている」と説明。「世界はいま、米国主導のAI革命の真っ只中にあり、産業と経済が再構築されつつある。われわれその中心に位置している」と述べた。
アナリストからもポジティブなコメントが出ており、「今回の決算は、顧客のAIイニシアチブを獲得する同社の能力を証明した。トレンドラインは予想以上に強く、同社のAI分野における好位置を浮き彫りにしている」と述べている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:7.25億ドル 30%増(予想:7.04億ドル)
・営業利益(調整後):2.76億ドル(予想:2.36億ドル)
・営業利益率(調整後):38%(予想:34.5%)
・EBITDA(調整後):2.84億ドル(予想:2.44億ドル)
・FCF(調整後):4.35億ドル
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:7.67~7.71億ドル(予想:7.47億ドル)
・営業利益(調整後):2.98~3.02億ドル(予想:2.62億ドル)
(通期見通し)
・米民間部門売上高:6.87億ドル超
・営業利益(調整後):10.5~10.6億ドル(従来:9.66~9.74億ドル)(予想:9.71億ドル)
・FCF(調整後):10億ドル超(従来:8~10億ドル)
【企業概要】
米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けに、信号インテリジェンスソースから機密情報提供者のレポートに至るまでのデータパターンを識別するソフトウェアを提供する。また、同社のプラットフォームは、商業企業の大規模プロジェクト関連において、データの中央オペレーティングシステムにも対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース