（NY時間11:30）（日本時間00:30）
マンハッタン・アソシエイツ<MANH>　251.04（+25.04　+11.08%）

　流通向けソリューションを手掛けるマンハッタン・アソシエイツ<MANH>が大幅高。前日引け後に４－６月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。サービスが好調だったほか、クラウド・サブスクリプションが３５％の増収となり、予想も上回った。通期の売上高見通しも若干ではあるが上方修正した。

　アナリストは「今回のビート＆レイズは心強いが、悪化するマクロの逆風が案件の先延ばしを促し、目先の需要には懸念が残る。残存パフォーマンス義務（ＲＰＯ）の上振れは控えめだったが、好調な純利益によって相殺された」と述べている。

（４－６月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：1.18ドル（予想：0.96ドル）
・売上高：2.65億ドル　15％増（予想：2.56億ドル）
　　クラウド・サブスク：8240万ドル　35％増（予想：8080万ドル）
　　ソフトウェア・ライセンス：310万ドル　18％減（予想：140万ドル）
　・サービス：1.37億ドル　9.8％増（予想：1.37億ドル）

（通期見通し）
・売上高：10.4億ドル（従来：10.3億ドル）

【企業概要】
　世界で小売業者・卸売業者・製造業・物流業者等の業界顧客向けに、サプライチェーン・在庫・オムニチャネルオペレーションを管理するためのソフトウェアソリューションの開発・販売・導入・サービス・メンテナンスを行う。輸送プロセス自動化や、在庫の科学分析、デジタルコマース等のプラットフォームを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース