総合ヘルスケアのＣＶＳヘルス<CVS>が上昇。取引開始前にガイダンスを公表したほか、来年に１００億ドルの自社株買いプログラムを承認したことを明らかにした。今年度の通期見通しについては１株利益、売上高とも従来のレンジ上限を上回る見通しを示したほか、来年度についても売上高は予想を上回る見通しを示した。

　同社はヘルスケアをより便利で、パーソナライズされ、消費者にとって手頃な価格にするために取り組むと言及。同社は腎臓病患者のケアで肯定的な初期結果を報告しているが、来客数が減少しているドラッグストア部門を超える成長を達成するための新たな診療領域と方法を模索し続けている。

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：8.00ドル超（従来：7.90～8.00ドル）（予想：7.97ドル）
・売上高：2903億ドル超（従来：2865～2903億ドル）（予想：2889億ドル）
・営業キャッシュフロー：135億ドル超

（２２年度通期見通し）
・1株利益（調整後）：8.10～8.30ドル（予想：8.22ドル）
・売上高：3040～3090億ドル（予想：3018億ドル）
・営業キャッシュフロー：125～130億ドル

（NY時間10:07）
ＣＶＳヘルス<CVS>　95.74（+2.64　+2.83%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美