2026年9月10日 23時44分
FRB、来週の利上げ観測が一段と強まる 明日は米CPI
FRBが来週のFOMCで、追加利上げに踏み切るとの観測が一段と強まっている。この日の8月の米生産者物価指数(PPI)がインフレ圧力の根強さを示したことに加え、中東情勢の緊迫化に伴う原油高騰が市場の警戒感を煽っている。長期化する地政学的リスクが物価高を定着させ、FRBが引き締め策を余儀なくされるとの見方が急速に広がっている。
短期金融市場では、来週のFOMCでの利上げ確率が70%に達したほか、12月の追加利上げの確率も60%近くまで上昇。背景にはエネルギー価格の不透明感がある。中東情勢の緊迫化を受けてWTI先物は100ドルの大台を突破。8月の物価統計調査の対象期間以降も石油製品価格の上昇が続いており、今後の物価全体への波及が危惧されている。
発表された8月のPPIは前月比0.4%上昇と予想通りの結果となったものの、7月分が0.1%上昇へ上方修正された影響で、前年比では5.4%上昇と予想を僅かに上回った。また、ECBが10日に0.25%の利上げを決定し、インフレ見通しを引き上げたこともグローバルな金融緊縮姿勢を印象付けた。米国内では新規失業保険申請件数が低水準を維持するなど労働市場の底堅さも顕著であり、FRBが利上げを見送るのは困難との見解が主流となりつつある。
市場の関心は明日の8月消費者物価指数(CPI)へ移っている。事前予想は総合指数が前年比3.4%上昇、コア指数が2.4%上昇だ。アナリストはPPIの結果を踏まえ、FRBが重視するコアPCE価格指数が前月比0.3%程度上昇すると試算しており、CPIの結果次第では来週の利上げのみならず年内の追加利上げ路線が確定的となる。
*米消費者物価指数(CPI)(8月)11日21:30
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 3.4% 前回 3.4%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
予想 2.4% 前回 2.5%(コア・前年比)
株探ニュース
短期金融市場では、来週のFOMCでの利上げ確率が70%に達したほか、12月の追加利上げの確率も60%近くまで上昇。背景にはエネルギー価格の不透明感がある。中東情勢の緊迫化を受けてWTI先物は100ドルの大台を突破。8月の物価統計調査の対象期間以降も石油製品価格の上昇が続いており、今後の物価全体への波及が危惧されている。
発表された8月のPPIは前月比0.4%上昇と予想通りの結果となったものの、7月分が0.1%上昇へ上方修正された影響で、前年比では5.4%上昇と予想を僅かに上回った。また、ECBが10日に0.25%の利上げを決定し、インフレ見通しを引き上げたこともグローバルな金融緊縮姿勢を印象付けた。米国内では新規失業保険申請件数が低水準を維持するなど労働市場の底堅さも顕著であり、FRBが利上げを見送るのは困難との見解が主流となりつつある。
市場の関心は明日の8月消費者物価指数(CPI)へ移っている。事前予想は総合指数が前年比3.4%上昇、コア指数が2.4%上昇だ。アナリストはPPIの結果を踏まえ、FRBが重視するコアPCE価格指数が前月比0.3%程度上昇すると試算しており、CPIの結果次第では来週の利上げのみならず年内の追加利上げ路線が確定的となる。
*米消費者物価指数(CPI)(8月)11日21:30
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
予想 3.4% 前回 3.4%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
予想 2.4% 前回 2.5%(コア・前年比)
株探ニュース