2026年9月10日 21時26分
ECB、0.25%の利上げ 物価上昇は長期に渡り目標を大幅に上回る見通し
*中銀預金金利 21:15
結果 2.50%
予想 2.50% 前回 2.25%
ECBが先ほど理事会の結果を公表し、大方の予想通りに中銀預金金利を0.25%引き上げ、2.50%とした。2月に勃発したイラン紛争に起因するエネルギー価格高騰を背景に、インフレが目標の2%を上回る状態の長期化に対応する狙いがある。中東情勢の緊迫化以降、ECBによる利上げは2回目。
ECBは声明で「中東での紛争が依然としてインフレ圧力を引き起こしており、物価上昇率は長期に渡り目標を大幅に上回る見通しだ」と警戒感を示した。
経済見通しについては「極めて不透明で、インフレの上振れリスクと成長の下振れリスクが共存している」と指摘。今後の金融政策の舵取りに関しては、特定の金利の道筋をあらかじめコミットすることはせず、今後の経済データに基づいて会合ごとに判断していく従来の方針を改めて強調している。
足元では原油や天然ガスの国際価格が高騰しており、8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比3.3%上昇と約3年ぶりの高水準を記録。しかし、最新のECBスタッフ見通しによると、インフレは26年平均で3.0%となった後、27年に2.5%、28年には2.1%へと緩やかに鈍化する見通しを示している。
また、コアインフレやサービス価格の伸びには鈍化傾向がみられ、賃金上昇圧力にも和らぎの兆しが出て来ている。
今回の利上げにより、中銀預金金利は、ECBが想定している中立金利の上限である2.50%に達した。しかし市場では、利上げサイクルは未だ終了していないとの見方が根強く、2027年半ばまでにさらに2回の追加利上げが実施されるとの観測が織り込まれている。
短期金融市場でも今回の決定を受けて見方を変えていない。
株探ニュース
結果 2.50%
予想 2.50% 前回 2.25%
ECBが先ほど理事会の結果を公表し、大方の予想通りに中銀預金金利を0.25%引き上げ、2.50%とした。2月に勃発したイラン紛争に起因するエネルギー価格高騰を背景に、インフレが目標の2%を上回る状態の長期化に対応する狙いがある。中東情勢の緊迫化以降、ECBによる利上げは2回目。
ECBは声明で「中東での紛争が依然としてインフレ圧力を引き起こしており、物価上昇率は長期に渡り目標を大幅に上回る見通しだ」と警戒感を示した。
経済見通しについては「極めて不透明で、インフレの上振れリスクと成長の下振れリスクが共存している」と指摘。今後の金融政策の舵取りに関しては、特定の金利の道筋をあらかじめコミットすることはせず、今後の経済データに基づいて会合ごとに判断していく従来の方針を改めて強調している。
足元では原油や天然ガスの国際価格が高騰しており、8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は前年比3.3%上昇と約3年ぶりの高水準を記録。しかし、最新のECBスタッフ見通しによると、インフレは26年平均で3.0%となった後、27年に2.5%、28年には2.1%へと緩やかに鈍化する見通しを示している。
また、コアインフレやサービス価格の伸びには鈍化傾向がみられ、賃金上昇圧力にも和らぎの兆しが出て来ている。
今回の利上げにより、中銀預金金利は、ECBが想定している中立金利の上限である2.50%に達した。しかし市場では、利上げサイクルは未だ終了していないとの見方が根強く、2027年半ばまでにさらに2回の追加利上げが実施されるとの観測が織り込まれている。
短期金融市場でも今回の決定を受けて見方を変えていない。
株探ニュース