（NY時間09:59）（日本時間22:59）
イーライリリー<LLY>　727.40（-7.17　-0.98%）
ファイザー<PFE>　22.73（+0.45　+2.02%）
ジョンソン＆ジョンソン<JNJ>　153.66（-0.56　-0.36%）
メルク<MRK>　78.79（+2.82　+3.71%）

　医薬品株が上昇して始まっている。時間外で売りが強まっていたが、通常取引開始にかけて急速に買い戻されて、プラスで始まっている。

　トランプ大統領がが米国の処方薬の価格について、世界で最も薬価が安い国と同水準に引き下げるよう義務付ける大統領令に署名する予定と伝わり、薬価を５９％以上引き下げる意向も示した。これを受けて時間外で下落していたが、通常取引開始にかけてホワイトハウス当局者の発言が伝わっていた。「ＵＳＴＲが医薬品価格対策を実施し、メディケアと肥満薬が焦点となる」と述べていた。保健福祉省（ＨＳＳ）は消費者への直販拡大を推進するとしている。製薬企業と直ちに交渉を開始する意向も示していた。

　米国医薬品価格対策はより広範な市場を対象としており、２３２条の関税とは別措置だとも述べている。ＦＤＡはカナダ以外の医薬品輸入の拡大も検討するとしている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース