（NY時間09:40）（日本時間23:40）
ファイザー<PFE>　26.58（+0.38　+1.45%）

　ファイザー<PFE>が上昇。取引開始前に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。コロナワクチンのコミナルティと錠剤の販売が好調だった。

　同社はアクティビスト（物言う株主）からの批判をかわすべく、売上を伸ばし、予想を上回る結果となった。アクティビストは、同社がパンデミックによる利益を浪費し、新たな進路が必要だと主張している。

（１０－１２月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.63ドル（予想：0.47ドル）
・売上高：177.6億ドル（22％増、予想：172.6億ドル）
　　コミルナティ：33.8億ドル（予想：29.6億ドル）
　　プレベナー：15.6億ドル（予想：16.0億ドル）
　　イブランス：11.0億ドル（予想：10.1億ドル）
　　エリキュース：18.3億ドル（予想：17.0億ドル）
　　ヴィンダケルファミリー：15.5億ドル（予想：15.1億ドル）
　　エンブレル：1.83億ドル（予想：1.70億ドル）
　　ゼルヤンツ：3.49億ドル（予想：3.24億ドル）
　　インライタ：2.42億ドル（予想：2.51億ドル）
・研究開発費（調整後）：29.9億ドル（予想：38.3億ドル）

（２５年度通期見通し）
・１株利益（調整後）：2.80～3.00ドルを維持
・売上高：610～640億ドルを維持（予想：631.5億ドル）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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