2025年12月25日 3時14分
トラベレが大幅高 豪ダイメリクスの最新情報が同社の申請に前向きな材料=米国株個別
(NY時間13:13)(日本時間03:13)
トレビーア<TVTX> 40.28(+4.92 +13.91%)
トラベレ・セラピューティクス<TVTX>が大幅高。カンター・フィッツジェラルドによると、競合の豪ダイメリクス社の最新情報が、同社がFDAに提出中の申請にとって前向きな読み替え材料になったという。
ダイメリクスは、FDAが巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)を対象とする後期臨床試験において、蛋白尿の減少を適切な目標として再確認したと発表した。
同社は、希少な腎疾患であるFSGSに対して自社薬フィルスパリの適応拡大を申請しており、FDAからの判断を1月中旬までに受け取る見通しだ。
アナリストは、今回のダイメリクスの発表を「トラベレにとって非常にポジティブな更新」と表現し、蛋白尿をFSGSの承認可能な評価項目とするFDAのメッセージが現時点で一貫している一方、ダイメリクスは迅速承認を得るまでになお課題が残っている可能性があると指摘した。
【企業概要】
希少な腎臓疾患や代謝性疾患を対象とした治療法を開発・提供するバイオ医薬品会社。疾患進行リスクのある原発性IgANの成人における腎機能低下を遅らせる治療法を提供するほか、遺伝性疾患であるHCUの治療に対する新しい治験用酵素補充療法であるペグチバチナーゼの開発も進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
トレビーア<TVTX> 40.28(+4.92 +13.91%)
トラベレ・セラピューティクス<TVTX>が大幅高。カンター・フィッツジェラルドによると、競合の豪ダイメリクス社の最新情報が、同社がFDAに提出中の申請にとって前向きな読み替え材料になったという。
ダイメリクスは、FDAが巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)を対象とする後期臨床試験において、蛋白尿の減少を適切な目標として再確認したと発表した。
同社は、希少な腎疾患であるFSGSに対して自社薬フィルスパリの適応拡大を申請しており、FDAからの判断を1月中旬までに受け取る見通しだ。
アナリストは、今回のダイメリクスの発表を「トラベレにとって非常にポジティブな更新」と表現し、蛋白尿をFSGSの承認可能な評価項目とするFDAのメッセージが現時点で一貫している一方、ダイメリクスは迅速承認を得るまでになお課題が残っている可能性があると指摘した。
【企業概要】
希少な腎臓疾患や代謝性疾患を対象とした治療法を開発・提供するバイオ医薬品会社。疾患進行リスクのある原発性IgANの成人における腎機能低下を遅らせる治療法を提供するほか、遺伝性疾患であるHCUの治療に対する新しい治験用酵素補充療法であるペグチバチナーゼの開発も進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース