（NY時間09:58）（日本時間22:58）
ペンギン<PENG>　21.84（-5.16　-19.11%）

　アプリ開発のソリューションを手掛けるペンギン・ソリューションズ<PENG>が大幅安。前日引け後に６－８月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。また、粗利益率が前年同期からは改善したものの予想は下回った。

　同社は７５００万ドル規模の新たな自社株買い枠を承認したと発表したものの、市場は粗利益率の低迷のほうを重視した模様で、コスト効率への懸念が依然として重しとなっている。

（６－８月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.43ドル（予想：0.37ドル）
・売上高：3.38億ドル　8.7％増（予想：3.42億ドル）
　　LEDソリューション：6740万ドル　2.2％増（予想：6580万ドル）
・粗利益率：28.6％（予想：31.0％）
・EBITDA（調整後）：4340万ドル　11％増（予想：4170万ドル）

（２６年度通期見通し）
・１株利益（調整後）：2.00ドル±0.25ドル
・売上高：6％増±10％

【企業概要】
　世界の企業に次世代アプリケーション向けのコアからクラウド、エッジまで包括的なソリューションを設計・提供する。先進的なコンピューティング、統合メモリ、最適化LEDの各事業分野で、最先端テクノロジーと独自のソフトウェアとサービスにより、顧客のデジタルトランスフォーメーション加速を支援。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース