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    2026年5月21日 1時48分

    ハズブロが下落 通期の見通し据え置き 年後半の成長鈍化を見込む=米国株個別

    (NY時間12:43)(日本時間01:43)
    ハズブロ<HAS> 89.34(-7.85 -8.07%)

     玩具のハズブロ<HAS>が下落。取引開始前にガイダンスを公表し、第2四半期の1株利益やEBITDAは予想を上回る見通しを示したものの、通期の見通しは据え置いた。同社は通期売上高見通しについて、引き続き3-5%増を維持。これは年後半に成長鈍化を見込んでいることを示唆している。予想は約5%増となっていた。

     ゲッターCFOは投資家向け説明会で「原油価格上昇により、今年の事業への影響額は3000万ドルになる見通しだ」と説明した。同社はまた、5000万ドル規模の関税還付を申請している。

     アナリストは「同社が維持した通期の既存事業売上高の見通しは保守的に見える」と指摘。第1四半期は13%増だった一方、通期見通し達成には、第2-4四半期の平均成長率が約2%まで急減速する計算になる。 

     これはウィザーズ・オブ・ザ・コースト&デジタルゲーミング部門の勢いとは対照的。同部門は、第1四半期に売上高・収益性とも予想およびガイダンスを上回り、好調が継続する可能性が高いと見られている。

     ウィザーズ部門の強さは、コンシューマープロダクツ部門の売上高の横ばいや、エンターテインメント部門の予想外の24%減収を十分補った。

     また、通期の営業利益率の見通し24-25%も低めに見えるとも述べている。第1四半期の営業利益率は28.7%に達し、しかもコンシューマープロダクツ部門が営業赤字だった中で達成された数値だったという。

     季節性を踏まえると、コンシューマープロダクツ部門は早ければ第2四半期から改善し、下半期にはより大きく改善する可能性があるとも述べている。

    (4-6月・第2四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.25ドル)
    ・EBITDA(調整後):3.39億ドル(予想:3.14億ドル)

    (通期見通し)
    ・既存事業売上高:3~5%増を維持
    ・EBITDA(調整後):14.0~14.5億ドルを維持(予想:14.4億ドル)
    ・営業利益率:24~25%

    【企業概要】
     ゲーム・消費財・エンターテインメント製品を世界で提供する。アクションフィギュア・人形・幼児向け玩具や、ボードゲーム・デジタルゲーム・トレーディングカード等を開発・販売するほか、映画・テレビ・デジタルコンテンツ・子ども向け番組の制作・販売やライセンシングを行う。アパレルや家庭用品も扱う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース