2025年4月22日 22時59分
修正:ロッキードが決算受け下落 力強い内容も見通しは維持=米国株個別
(NY時間09:55)(日本時間22:55)
ロッキード<LMT> 445.91(-12.43 -2.71%)
ロッキード・マーチン<LMT>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。営業利益も予想を上回っている。ただ、通期については従来の見通しを維持した。
見通しについては関税の影響を考慮していないとしたほか、同社のプログラムが3月15日にトランプ大統領が署名した2025会計年度の継続的予算措置法および延長法の年間予算水準と一致する形で資金提供されることを前提としているとも述べた。最近の「次世代航空優位性」に関する発表、または当局が発令した大統領令の影響も含まれていないとしている。
株価は時間外で上昇していたものの、通常取引に入ると売りが先行。アナリストは「予想を上回る売上高、営業利益、1株利益の好結果、予想通りのフリーキャッシュフロー(FCF)にもかかわらず、通期のガイダンス据え置きは物足りなかった」とのコメントも聞かれる。
また、見通しに関税の影響が一切含まれていない点も指摘されている。「同社にとって関税が重大なリスクになるとは考えていないが、特定の材料や製品に関する投資家の注目ポイントとなる可能性はある」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:7.28ドル(予想:6.33ドル)
・売上高:179.6億ドル 4.5%増(予想:177.8億ドル)
ミサイル・火器管制:33.7億ドル(予想:32.5億ドル)
航空機:70.6億ドル(予想:70.7億ドル)
回転翼・ミッションシステム:43.3億ドル(予想:42.7億ドル)
宇宙:32.1億ドル(予想:32.3億ドル)
・営業利益:23.7億ドル(予想:21.7億ドル)
・受注残:1729.7億ドル
・FCF:9.55億ドル(予想:11.2億ドル)
・F-35納入数:47機
(通期見通し)
・1株利益:27.0~27.3ドル(予想:27.3ドル)
・売上高:737.5~747.5億ドル(予想:742.8億ドル)
・FCF:66~68億ドル(予想:67.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ロッキード<LMT> 445.91(-12.43 -2.71%)
ロッキード・マーチン<LMT>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。営業利益も予想を上回っている。ただ、通期については従来の見通しを維持した。
見通しについては関税の影響を考慮していないとしたほか、同社のプログラムが3月15日にトランプ大統領が署名した2025会計年度の継続的予算措置法および延長法の年間予算水準と一致する形で資金提供されることを前提としているとも述べた。最近の「次世代航空優位性」に関する発表、または当局が発令した大統領令の影響も含まれていないとしている。
株価は時間外で上昇していたものの、通常取引に入ると売りが先行。アナリストは「予想を上回る売上高、営業利益、1株利益の好結果、予想通りのフリーキャッシュフロー(FCF)にもかかわらず、通期のガイダンス据え置きは物足りなかった」とのコメントも聞かれる。
また、見通しに関税の影響が一切含まれていない点も指摘されている。「同社にとって関税が重大なリスクになるとは考えていないが、特定の材料や製品に関する投資家の注目ポイントとなる可能性はある」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:7.28ドル(予想:6.33ドル)
・売上高:179.6億ドル 4.5%増(予想:177.8億ドル)
ミサイル・火器管制:33.7億ドル(予想:32.5億ドル)
航空機:70.6億ドル(予想:70.7億ドル)
回転翼・ミッションシステム:43.3億ドル(予想:42.7億ドル)
宇宙:32.1億ドル(予想:32.3億ドル)
・営業利益:23.7億ドル(予想:21.7億ドル)
・受注残:1729.7億ドル
・FCF:9.55億ドル(予想:11.2億ドル)
・F-35納入数:47機
(通期見通し)
・1株利益:27.0~27.3ドル(予想:27.3ドル)
・売上高:737.5~747.5億ドル(予想:742.8億ドル)
・FCF:66~68億ドル(予想:67.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース