2025年10月22日 21時58分
ダウ先物は小動き 引き続き決算に注目=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:47)(日本時間21:47)
ダウ先物 47133(-2.00 0.00%)
S&P500 6778.25(+5.00 +0.07%)
ナスダック100先物 25258.75(-36.00 -0.14%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。前日の取引では力強い決算が相場を押し上げ、ダウ平均が過去最高値を更新していた。
米政府機関閉鎖の出口が依然として見えず、米経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しい中、市場は引き続き決算に注目している。ただ、前日の引けからこれまでに発表になっている決算には冴えない内容も混じり、ネットフリックス<NFLX>やテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>に冴えない反応が出ている。
米中協議は依然として混迷しているようだ。トランプ大統領はきのう、来週予定されている習近平国家主席との会談について「もしかしたら実現しないかもしれない」と発言したことで、米中貿易摩擦への不透明感が再燃している。半導体業界への影響や追加関税への懸念が市場心理を冷やしている状況。
それでも市場では、今後発表が続く決算が次の上昇トリガーになるとの期待が広がっている。本日は引け後にテスラ<TSLA>やIBM<IBM>が決算を発表する。いまのところ、決算を発表したS&P500企業のうち約4分の3が予想を上回る結果を示している。
「最終的に決算が予想を上回り、IT・ハイテク株がAI関連の成長ストーリーを維持できることが証明されれば、株式相場は次の上昇局面に入る」との声も聞かれる。「S&P500が6800ポイントを明確に上抜けば、テクニカル的にも上昇トレンドが確認できる。ファンダメンタルズの面からも、そこに到達できると考えている」とも付け加えている。
ネットフリックス<NFLX>が決算を受け時間外で下落。1株利益が予想を下回った。ブラジル当局との税務を巡る問題の影響で押し下げられたと説明。
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が決算を受け時間外で下落。1株利益が予想を下回ったほか、第4四半期の見通しも予想を下回る冴えない内容となった。今回の決算を受けて市場では、半導体業界の回復が失速しているとの懸念が強まっている。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が時間外で上昇。AIスタートアップのアンソロピック社が、アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルと、数百億ドル規模の追加のコンピューティング能力確保に向けた取引について協議していると伝わった。
バービー人形などの玩具を手掛けるマテル<MAT>が決算を受け時間外で下落。1株利益、ビリング(未収請求を考慮した売上高)とも予想を下回った。トランプ政権の関税措置をめぐる不確実性で小売各社が発注を見合わせたことが響いた。
(NY時間08:57)(日本時間21:57)時間外
ネットフリックス<NFLX> 1147.99(-93.36 -7.52%)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 165.20(-15.64 -8.65%)
マテル<MAT> 17.80(-1.02 -5.42%)
アップル<AAPL> 261.20(-1.57 -0.60%)
マイクロソフト<MSFT> 519.75(+2.09 +0.40%)
アマゾン<AMZN> 219.25(-2.78 -1.25%)
アルファベットC<GOOG> 256.95(+5.61 +2.23%)
アルファベットA<GOOGL> 256.02(+5.56 +2.22%)
テスラ<TSLA> 443.10(+0.50 +0.11%)
メタ<META> 731.09(-2.18 -0.30%)
エヌビディア<NVDA> 181.14(-0.02 -0.01%)
AMD<AMD> 237.22(-0.81 -0.34%)
イーライリリー<LLY> 796.50(-3.07 -0.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 47133(-2.00 0.00%)
S&P500 6778.25(+5.00 +0.07%)
ナスダック100先物 25258.75(-36.00 -0.14%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動き。前日の取引では力強い決算が相場を押し上げ、ダウ平均が過去最高値を更新していた。
米政府機関閉鎖の出口が依然として見えず、米経済指標の発表もなく、手掛かり材料に乏しい中、市場は引き続き決算に注目している。ただ、前日の引けからこれまでに発表になっている決算には冴えない内容も混じり、ネットフリックス<NFLX>やテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>に冴えない反応が出ている。
米中協議は依然として混迷しているようだ。トランプ大統領はきのう、来週予定されている習近平国家主席との会談について「もしかしたら実現しないかもしれない」と発言したことで、米中貿易摩擦への不透明感が再燃している。半導体業界への影響や追加関税への懸念が市場心理を冷やしている状況。
それでも市場では、今後発表が続く決算が次の上昇トリガーになるとの期待が広がっている。本日は引け後にテスラ<TSLA>やIBM<IBM>が決算を発表する。いまのところ、決算を発表したS&P500企業のうち約4分の3が予想を上回る結果を示している。
「最終的に決算が予想を上回り、IT・ハイテク株がAI関連の成長ストーリーを維持できることが証明されれば、株式相場は次の上昇局面に入る」との声も聞かれる。「S&P500が6800ポイントを明確に上抜けば、テクニカル的にも上昇トレンドが確認できる。ファンダメンタルズの面からも、そこに到達できると考えている」とも付け加えている。
ネットフリックス<NFLX>が決算を受け時間外で下落。1株利益が予想を下回った。ブラジル当局との税務を巡る問題の影響で押し下げられたと説明。
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が決算を受け時間外で下落。1株利益が予想を下回ったほか、第4四半期の見通しも予想を下回る冴えない内容となった。今回の決算を受けて市場では、半導体業界の回復が失速しているとの懸念が強まっている。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が時間外で上昇。AIスタートアップのアンソロピック社が、アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルと、数百億ドル規模の追加のコンピューティング能力確保に向けた取引について協議していると伝わった。
バービー人形などの玩具を手掛けるマテル<MAT>が決算を受け時間外で下落。1株利益、ビリング(未収請求を考慮した売上高)とも予想を下回った。トランプ政権の関税措置をめぐる不確実性で小売各社が発注を見合わせたことが響いた。
(NY時間08:57)(日本時間21:57)時間外
ネットフリックス<NFLX> 1147.99(-93.36 -7.52%)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 165.20(-15.64 -8.65%)
マテル<MAT> 17.80(-1.02 -5.42%)
アップル<AAPL> 261.20(-1.57 -0.60%)
マイクロソフト<MSFT> 519.75(+2.09 +0.40%)
アマゾン<AMZN> 219.25(-2.78 -1.25%)
アルファベットC<GOOG> 256.95(+5.61 +2.23%)
アルファベットA<GOOGL> 256.02(+5.56 +2.22%)
テスラ<TSLA> 443.10(+0.50 +0.11%)
メタ<META> 731.09(-2.18 -0.30%)
エヌビディア<NVDA> 181.14(-0.02 -0.01%)
AMD<AMD> 237.22(-0.81 -0.34%)
イーライリリー<LLY> 796.50(-3.07 -0.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース