2025年3月3日 22時55分
ダウ先物が上昇 本日から3月相場 テスラと仮想通貨関連株が時間外で上昇=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:44)(日本時間22:44)
ダウ先物 43986(+97.00 +0.22%)
S&P500 5983.25(+20.00 +0.34%)
ナスダック100先物 21047.75(+128.25 +0.61%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が上昇しており、S&P500、ナスダック100もプラス圏で推移している。本日から3月相場に入ったが、先週末の上昇の流れを継続して始まりそうだ。
先週末はトランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談で激しい口論となり、協定はまとまらなかった。それでも米株式市場は終盤に急速な買い戻しが入り大幅高で終えていた。その流れが本日も続きそうな気配ではあるが、警戒感は依然として多い。
2月相場は結局下落で終わったが、関税の期限が迫り来る中、慎重な声と楽観的な声が混在している。「株式市場がこの変化に耐えられるかどうかはまだ不明。いずれにせよ、関税は経済に衝撃を与える」といった声の一方、「いくつかのセンチメント指標やポジショニング指標は株価がすでに売られ過ぎていることを示唆している」といったコメントも聞かれた。
本日は2月に下げが顕著だったテスラ<TSLA>やビットコインが買われておりムードを高めている。仮想通貨関連株も時間外で上昇。トランプ大統領が2日、暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄を進める計画を明らかにし、ビットコイン以外も準備に含める考えも示した。これを受けて日曜日にビットコインが急伸。
テスラ<TSLA>については、マスクCEOが先週土曜日に「われわれの事業遂行が卓越したものであれば、今後5年間で利益は10倍に成長する可能性がある」と投稿したことが買い手掛かりとなっている模様。しかし、これについては疑問視する声も出ている。
今週は金曜日に2月の米雇用統計などの重要指標が発表されるが、本日は日本時間0時にISM製造業景気指数が発表される。景気判断の50は維持されると見込まれているようだ。
半導体デバイス開発を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>が時間外で大幅高。同業のオン・セミ<ON>が同社の買収に関心を示していると伝わった。
カプリ<CPRI>が時間外で上昇。イタリアのアパレルブランドのプラダが同業のヴェルサーチェの買収で合意に近づいていると報じられた。ヴェルサーチェはカプリ傘下。
AI広告のアップロビン<APP>が時間外で続伸。同社は先週末引け後に約17.7億ドル残っている自社株買いプログラムの四半期ごとの購入限度額を変更した。
(NY時間08:54)(日本時間22:54)時間外
アレグロ<ALGM> 25.99(+3.69 +16.55%)
オン・セミ<ON> 46.52(-0.53 -1.13%)
カプリ<CPRI> 23.57(+1.59 +7.23%)
アップロビン<APP> 346.60(+20.86 +6.40%)
コインベース<COIN> 236.00(+20.38 +9.45%)
MARA<MARA> 15.55(+1.63 +11.71%)
ライオット<RIOT> 10.26(+0.98 +10.56%)
マイクロストラテジー<MSTR> 290.90(+35.47 +13.89%)
アップル<AAPL> 241.37(-0.47 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 398.51(+1.52 +0.38%)
アマゾン<AMZN> 213.93(+1.65 +0.78%)
アルファベット<GOOG> 173.46(+1.24 +0.72%)
テスラ<TSLA> 301.13(+8.15 +2.78%)
メタ<META> 672.30(+4.10 +0.61%)
エヌビディア<NVDA> 123.99(-0.93 -0.74%)
AMD<AMD> 100.90(+1.04 +1.04%)
イーライリリー<LLY> 920.40(-0.23 -0.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 43986(+97.00 +0.22%)
S&P500 5983.25(+20.00 +0.34%)
ナスダック100先物 21047.75(+128.25 +0.61%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が上昇しており、S&P500、ナスダック100もプラス圏で推移している。本日から3月相場に入ったが、先週末の上昇の流れを継続して始まりそうだ。
先週末はトランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談で激しい口論となり、協定はまとまらなかった。それでも米株式市場は終盤に急速な買い戻しが入り大幅高で終えていた。その流れが本日も続きそうな気配ではあるが、警戒感は依然として多い。
2月相場は結局下落で終わったが、関税の期限が迫り来る中、慎重な声と楽観的な声が混在している。「株式市場がこの変化に耐えられるかどうかはまだ不明。いずれにせよ、関税は経済に衝撃を与える」といった声の一方、「いくつかのセンチメント指標やポジショニング指標は株価がすでに売られ過ぎていることを示唆している」といったコメントも聞かれた。
本日は2月に下げが顕著だったテスラ<TSLA>やビットコインが買われておりムードを高めている。仮想通貨関連株も時間外で上昇。トランプ大統領が2日、暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄を進める計画を明らかにし、ビットコイン以外も準備に含める考えも示した。これを受けて日曜日にビットコインが急伸。
テスラ<TSLA>については、マスクCEOが先週土曜日に「われわれの事業遂行が卓越したものであれば、今後5年間で利益は10倍に成長する可能性がある」と投稿したことが買い手掛かりとなっている模様。しかし、これについては疑問視する声も出ている。
今週は金曜日に2月の米雇用統計などの重要指標が発表されるが、本日は日本時間0時にISM製造業景気指数が発表される。景気判断の50は維持されると見込まれているようだ。
半導体デバイス開発を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズ<ALGM>が時間外で大幅高。同業のオン・セミ<ON>が同社の買収に関心を示していると伝わった。
カプリ<CPRI>が時間外で上昇。イタリアのアパレルブランドのプラダが同業のヴェルサーチェの買収で合意に近づいていると報じられた。ヴェルサーチェはカプリ傘下。
AI広告のアップロビン<APP>が時間外で続伸。同社は先週末引け後に約17.7億ドル残っている自社株買いプログラムの四半期ごとの購入限度額を変更した。
(NY時間08:54)(日本時間22:54)時間外
アレグロ<ALGM> 25.99(+3.69 +16.55%)
オン・セミ<ON> 46.52(-0.53 -1.13%)
カプリ<CPRI> 23.57(+1.59 +7.23%)
アップロビン<APP> 346.60(+20.86 +6.40%)
コインベース<COIN> 236.00(+20.38 +9.45%)
MARA<MARA> 15.55(+1.63 +11.71%)
ライオット<RIOT> 10.26(+0.98 +10.56%)
マイクロストラテジー<MSTR> 290.90(+35.47 +13.89%)
アップル<AAPL> 241.37(-0.47 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 398.51(+1.52 +0.38%)
アマゾン<AMZN> 213.93(+1.65 +0.78%)
アルファベット<GOOG> 173.46(+1.24 +0.72%)
テスラ<TSLA> 301.13(+8.15 +2.78%)
メタ<META> 672.30(+4.10 +0.61%)
エヌビディア<NVDA> 123.99(-0.93 -0.74%)
AMD<AMD> 100.90(+1.04 +1.04%)
イーライリリー<LLY> 920.40(-0.23 -0.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース