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    2024年4月12日 5時30分

    前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

    ■有沢製 <5208>  1,445円 (+300円、+26.2%) ストップ高

     東証プライムの上昇率トップ。有沢製作所 <5208> [東証P]がストップ高。10日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想を25円から40円へ引き上げると発表したことが好感された。年間配当は60円となる。同時に、これまで業績連動配当として総還元性向80%以上とすることを基本方針としていた配当方針を、25年3月期から株主資本配当率(DOE)6%または総還元性向80%以上のいずれか大きい金額とすることに変更した。

    ■ホームポジ <2999>  412円 (+80円、+24.1%) ストップ高

     ホームポジション <2999> [東証S]がストップ高。10日の取引終了後、8月末時点で1000株以上を保有する株主に対し、QUOカード2万円分を贈呈する株主優待を実施すると発表し、個人投資家の関心が向かったようだ。贈呈時期は今年11月末~12月末を予定する。あわせて発表した24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の単体決算は、売上高が前年同期比17.5%増の101億4000万円、最終損益が4億4400万円の赤字(前年同期は5800万円の黒字)となった。戸建分譲事業で業界全体の在庫過剰感が郊外エリアなどで発生した。販売価格などの調整を行った営業を進めたことで、増収となったが赤字に転落した。

    ■エヌピーシー <6255>  982円 (+150円、+18.0%) ストップ高

     エヌ・ピー・シー <6255> [東証G]がストップ高。10日の取引終了後、24年8月期の連結業績予想について、売上高を103億8400万円から109億9500万円(前期比18.0%増)へ、営業利益を15億8400万円から21億4900万円(同2.2倍)へ、純利益を10億8100万円から14億7100万円(同48.2%増)へ上方修正したことが好感された。部品販売が計画より好調に推移していることに加えて、客先の要望により国内電子部品業界向けFA装置案件の一部が今期に前倒して売り上げ計上される見込みであることが要因。また、仕入れコスト、現地作業費などの原価低減に取り組んでいることも寄与する。

    ■トレファク <3093>  1,601円 (+174円、+12.2%)

     東証プライムの上昇率2位。トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]が急反騰。10日の取引終了後に発表した25年2月期の連結業績予想で、売上高405億6200万円(前期比17.7%増)、経常利益37億3300万円(同10.2%増)と2ケタ増収増益を見込み、年間配当予想を前期比4円増の32円としたことが好感された。アプリ会員の獲得などの継続的な取り組みによる買い取り、販売件数の増加やインフレも背景にした販売単価の上昇などにより単体既存店売上高で前期比3%増を計画。また、国内新規出店は連結で過去最多となる30店舗、海外はタイ及び台湾で年1~2店舗ペースで出店を継続する計画で、これらにより増収増益を見込んでいる。なお、24年2月期決算は、売上高344億5400万円(前の期比22.1%増)、経常利益33億9000万円(同29.3%増)だった。同時に、昨年11月に発表した26年2月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標について、経常利益を40億2000万円から41億9000万円へ上方修正し、あわせて27年2月期の計画を策定し経常利益46億円を目指すとした。リアルの買い取り・販売拠点かつEC販売の拠点となる店舗を年間30~40店のペースで出店しリユースネットワークを拡大するほか、グループのリユース会社の収益改善により、継続的な利益貢献を実現するとしている。

    ■湖北工業 <6524>  2,034円 (+215円、+11.8%)

     湖北工業 <6524> [東証S]が3日続急騰。2000円の大台に乗せて年初来高値を更新した。アルファベット <GOOG> 傘下のグーグルが米国時間10日、日本と米国の間に2本の海底ケーブルを新設する計画に10億ドル(約1530億円)を投資すると発表した。NEC <6701> [東証P]とKDDI <9433> [東証P]が敷設に協力するという。海底ケーブル用光部品を手掛ける湖北工業に対しては、新規の受注による業績押し上げ効果への思惑から買いが入ったようだ。海洋システム事業部門で海底ケーブルの敷設を手掛けるNECも堅調に推移している。

    ■モノタロウ <3064>  2,008円 (+207円、+11.5%)

     東証プライムの上昇率3位。MonotaRO <3064> [東証P]が4日続急騰。10日の取引終了後に開示した3月度の単体の月次業績は、売上高が前年同月比6.6%増の240億3500万円だった。増収率は2月度(14.6%)を下回ったものの、営業日数が前年同月に比べて2日少ない20日となったなかで増収基調を維持した。加えて、新規顧客獲得数は9万2900アカウントと、営業日数が19日だった2月の8万3000アカウントと比べて堅調な伸びを示しており、これらを評価した買いが株価を押し上げたようだ。

    ■山田コンサル <4792>  1,867円 (+137円、+7.9%)

     東証プライムの上昇率6位。山田コンサルティンググループ <4792> [東証P]が続急伸。10日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、売上高が218億円から221億円(前の期比34.3%増)へ、営業利益が35億円から37億円(同28.9%増)へ、純利益が25億5000万円から28億4000万円(同34.3%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。コンサルティング事業において、M&Aアドバイザリー、経営コンサルティング、不動産コンサルティングがそれぞれ案件引き合い・受注が順調だったことが要因としている。なお、業績上振れに伴い、期末配当予想を34円から42円へ引き上げ、年間配当予想を75円(前の期56円)とした。

    ■コシダカHD <2157>  998円 (+59円、+6.3%)

     東証プライムの上昇率9位。コシダカホールディングス <2157> [東証P]が5日続急伸。低価格を特長とするカラオケ店「カラオケまねきねこ」を直営で展開するが、足もと客足が伸びており、業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。10日取引終了後、24年8月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の90億400万円から92億7800万円(前期比21%増)に増額した。これを好感する形で投資資金を引き寄せている。株価面では約2ヵ月間にわたって900円台前半のボックスゾーンで推移しており、底値圏もみ合いによって売り物がこなれていたことから上げ足も強まったようだ。

    ■ボードルア <4413>  3,955円 (+220円、+5.9%)

     ボードルア <4413> [東証G]が5日続急伸。同社は4月10日大引け後(16:00)に決算を発表、24年2月期の連結最終利益は前の期比47.7%増の11.7億円に伸び、従来予想の9.9億円を上回って着地したことで好感されたようだ。国際会計基準に移行する25年2月期は15.4億円の見通しとなった。

    ■コーナン <7516>  4,625円 (+255円、+5.8%)

     コーナン商事 <7516> [東証P]が続急伸。10日の取引終了後、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績予想を開示した。営業収益は前期比6.1%増の5013億円、最終利益は同5.3%増の148億円を見込む。年間配当予想は同5円増配の100円としたほか、取得総数80万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.62%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、ポジティブ視されたようだ。今期は国内で37店舗、海外で2店舗の出店を計画し、期末時点の店舗数は国内と海外あわせて637店舗(前期末は598店舗)とする方針。設備投資額は新規出店や既存店の改装を中心に228億円(前期は220億円)を予定する。自社株の取得期間は4月11日から9月30日まで。

    ■ライク <2462>  1,773円 (+93円、+5.5%)

     ライク <2462> [東証P]が3日続急伸。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年6月-24年2月)連結決算が、売上高434億8000万円(前年同期比0.8%増)、営業利益14億5700万円(同3.0%増)、純利益9億7700万円(同11.9%増)と増収増益となり、足もとの堅調を確認できたことが材料視された。人材事業はモバイル、コールセンター業界向け売り上げが減少し苦戦したものの、保育・介護事業が伸長した。一方、食費などの上昇や人材事業における原価率の悪化、保育事業における園舎移転にかかるコストが発生し利益を圧迫したが、のれん償却費の減少により増益を確保した。なお、24年5月期通期業績予想は、売上高633億円(前期比5.5%増)、営業利益44億5000万円(同24.3%増)、純利益34億5000万円(同34.3%増)の従来見通しを据え置いている。

    ■SRAHD <3817>  4,115円 (+190円、+4.8%)

     SRAホールディングス <3817> [東証P]が大幅反発。10日の取引終了後に発表した3月度の主要子会社の月次売上高で、SRAの累計売上高が計画をやや下回ったもののほぼ計画通りで着地したことに加えて、AIT、国内子会社、海外子会社の各累計売上高がそれぞれ計画を上回ったことが好感された。

    ■ABCマート <2670>  3,008円 (+123円、+4.3%)

     エービーシー・マート <2670> [東証P]が大幅反発。10日の取引終了後に発表した25年2月期連結業績予想で、売上高3658億円(前期比6.3%増)、営業利益587億円(同5.4%増)、純利益403億円(同0.7%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を株式分割を考慮すると実質増配となる66円としたことが好感された。国内で郊外のショッピングセンターを中心に45店舗の新規出店と50店舗程度の改装を計画しており、既存店では好立地への移転・増床を積極的に行うほか、売り場面積の拡大を進め、「GRAND STAGE」と複合業態の出店を拡大する方針。また、海外では韓国を中心に新規出店26店舗、改装15店舗を計画しており、これらにより増収増益を見込んでいる。なお、24年2月期決算は、売上高3441億9700万円(前の期比18.7%増)、営業利益556億7100万円(同31.6%増)、純利益400億900万円(同32.2%増)だった。

    ■ソシオネクス <6526>  5,165円 (+205円、+4.1%)

     ソシオネクスト <6526> [東証P]が大幅反発。ここ売買代金も不動のトップを占めていたレーザーテック <6920> [東証P]を凌ぎ首位となる日もみられるなど、マーケットのソシオネクスに対する視線が日増しに熱を帯びている。 半導体設計の大手で日の丸半導体ラピダスが目指す回路線幅2ナノメートルの最先端半導体量産では、半導体設計のソシオネクスの存在が大きい。既に2ナノプロセスのチップレット開発では台湾のTSMC <TSM> 、英アーム・ホールディングス <ARM> などと提携するなど、抜かりなく近未来に向けた布石を打っており、株価も先高期待が強い。日経225採用に伴い国内外機関投資家の組み入れニーズが高まっているほか、「直近では外資系証券経由の貸株調達による空売りの買い戻しも株価に浮揚力を与えているもようだ」(ネット証券マーケットアナリスト)という。

    ■INPEX <1605>  2,568円 (+95.5円、+3.9%)

     INPEX <1605> [東証P]が大幅高で3日続伸。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]、ENEOSホールディングス <5020> [東証P]といった石油関連株が高かった。INPEXは2008年9月以来、15年7ヵ月ぶりの高値圏に買われた。10日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日9日比0.98ドル高の1バレル=86.21ドルと上昇した。イランの最高指導者ハメネイ師が10日、在シリア大使館が空爆を受けたことに関してイスラエルに対し改めて報復を示唆したことから、中東情勢の緊迫化が警戒されるなか原油市場は強含みの動きとなった。

    ■チヨダ <8185>  901円 (+26円、+3.0%)

     チヨダ <8185> [東証P]が大幅反発。10日の取引終了後、集計中の24年2月期連結業績について、営業利益が従来予想の7億円から10億7100万円(前の期22億3400万円の赤字)へ、最終利益が3億8000万円から18億5100万円(同26億200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。衣料品事業で残暑の影響により秋物商品の立ち上がりが遅れたことや、暖冬の影響による防寒商品が不振だったことから、売上高は945億円から933億2000万円(前の期比1.3%増)へ下振れたものの、子会社を通じて仕入れたプライベートブランド商品の販売が好調に推移したほか、不採算店舗の閉鎖、人事効率の改善などに取り組み管理費を削減したことが利益を押し上げた。

    ■フジクラ <5803>  2,666.5円 (+74円、+2.9%)

     フジクラ <5803> [東証P]が6日続伸。同社は11日、次世代のエネルギー源として期待されるフュージョン(核融合)関連の技術を持つ京都フュージョニアリング(東京都千代田区)に出資したと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。京都フュージョニアリングは、2019年に設立された京都大学発のスタートアップ企業。フジクラのものづくりの技術力と京都フュージョニアリングの核融合関連のノウハウを結集し、研究速度を上げていくほか、フュージョンエネルギー分野でフジクラの製品を発展させるための協業も視野に活動するとしている。

    ■出光興産 <5019>  1,087円 (+28円、+2.6%)

     出光興産 <5019> [東証P]が反発。11日午前10時30分ごろ、全国農業協同組合連合会(東京都千代田区)の子会社である米国の全農グレイン(ルイジアナ州)と「SAFサプライチェーン構築の戦略的協力」に関する覚書(MOU)を締結したと発表しており、好材料視された。今回のMOU締結は、持続可能な航空燃料(SAF)製造技術の一つであり、植物油などを水素化処理して得られる水素化エステル・脂肪酸(HEFA)技術向けの多様な植物油原料確保を目的とするもの。HEFA技術には原料として植物油などが使用されているが、SAF需要の世界的な拡大に対応するには、原料油の確保が課題となるとされることから、今回原料油の確保を目的に、米国において穀物メジャーに匹敵する規模で事業展開する全農グレインと協業し、大豆油を中心とした植物油・その裏作でカバークロップ(緑肥)として栽培される非可食油糧種子由来の植物油の活用を検証。今後、北米でのSAFビジネス展開を目指すとともに、国内への植物油原料供給も視野に検討するとしている。

    ■パンパシHD <7532>  3,931円 (+89円、+2.3%)

     パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> [東証P]が続伸。10日の取引終了後に発表した3月度の月別販売高(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高が前年同月比11.0%増となり、22ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。週末や春休みなどを利用した行楽や旅行、遠出など外出機会の増加に伴い、カー用品や自転車、旅行小物などが伸長した。また、月末は全国各地で桜の開花が広がり、酒類や菓子類、行楽消耗品などの花見需要が活況となった。なお、前年と比較して休日が2日多かった影響が3.3%ほどあるとしている。

    ■ベル24HD <6183>  1,554円 (+29円、+1.9%)

     ベルシステム24ホールディングス <6183> [東証P]が反発。10日の取引終了後に発表した24年2月期連結営業利益は114億7900万円(前の期比23.0%減)と大幅減益だったものの、25年2月期は同125億円(前期比8.9%増)と増益転換を見込んでおり、好材料視された。前期に、ワクチン接種問い合わせなどの新型コロナウイルス関連大規模業務はほぼ終了したものの、人材不足などによるアウトソース需要の拡大やDXソリューションなどの新サービスによる貢献が期待でき、売上高は1530億円(同2.9%増)を見込む。基礎業務の増収効果に加えて、連結子会社の業績伸長も見込めるため、営業利益は増益に転じる見通しだ。

    ※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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