探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  フリーポート・マクモラン【FCX】
  •  >  株価材料
  •  >  バリック、決算受け下落 マリの金鉱山の減損を計上=米国株個別
  • フリーポート・マクモラン【FCX】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    FCX
    フリーポート・マクモラン
    $45.00
    前日比
    -0.20 (-0.44%)
    NY時間
    08日 16:00
    日本時間
    09日 06:00
    $45.00
    0 (0.00%)
    08日 16:11
    09日 06:11
    PER
    31.3
    PSR
    2.50
    利回り
    1.33%
    比較される銘柄
    NEM VALE RIO BHP GFI
    時価総額 646億1,687万ドル
    PER・PSRについて
    かぶたん プレミアム

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2025年8月12日 0時02分

    バリック、決算受け下落 マリの金鉱山の減損を計上=米国株個別

    (NY時間11:01)(日本時間00:01)
    バリック・マイニング<B> 22.73(-0.71 -3.01%)

     カナダの鉱山会社バリック・マイニング<B>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、西アフリカのマリの軍事政権による金鉱山のルーロ・グンコトの押収に伴い、10億4000万ドルの損失計上を明らかにしたことが嫌気されている。ただ、市場の想定通りではあった。

     支配権の変更に伴い、同社はルーロ・グンコトを連結から外したことが損失の要因と説明している。一方、アラスカのドンリン・ゴールド・プロジェクト(持分50%)の売却益7億4500万ドルがその損失の一部を相殺したとも説明した。

     同社は6月、マリの裁判所が同社の主要事業の1つの経営権を、国が任命した会計士兼元保健相に6カ月間委ねると判断したことで事態が悪化。鉱山の収益を巡る対立では、マリ政府が従業員4人を拘束し、金の輸出を阻止したため、同社は1月から鉱山の操業を停止している。

     アナリストは「ルーロ・グンコトの減損計上は、支配権回復の困難さを改めて浮き彫りにしている。今回の減損計上は、主要資産での業務改善、強固なキャッシュフロー創出、0.05ドルの業績連動の特別配当といった好材料を覆い隠しかねない」と指摘した。第2四半期の配当を1株0.15ドルに増配している。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.47ドル(予想:0.46ドル)
    ・売上高:36.8億ドル 16%増(予想:36.8億ドル)
    ・EBITDA(調整後):23.2億ドル
    ・金販売量:77万オンス(予想:79.2万オンス)
    ・金生産量:79.7万オンス(予想:80.8万オンス)
    ・銅生産量:5万9000トン
    ・FCF:3.95億ドル(予想:3.63億ドル)
    ・設備投資:9.34億ドル

    (通期見通し)
    ・銅生産量:20~23万トン
    ・金生産量:315~350万オンスを維持(予想:334万オンス)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース