2025年5月1日 23時37分
CVSヘルスが決算受け上昇 通期1株利益の見通し上方修正 ノボとの契約も締結=米国株個別
(NY時間10:35)(日本時間23:35)
CVSヘルス<CVS> 71.53(+4.82 +7.23%)
ドラックストアや医療保険管理など総合ヘルスケアのCVSヘルス<CVS>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高は下方修正したものの、1株利益の見通しは上方修正した。
1株利益については、医療保険給付部門の営業成績の上昇により増加したとしている。前年度の開発による有利な前年比の影響と、メディケアにおける基礎的な業績改善を反映しているという。ただし、「継続的なコスト上昇傾向とマクロ経済の逆風リスクを考慮し、残りの年度については慎重な見方を維持する」とも述べた。
同社また、医薬品福利厚生部門がノボ・ノルディスクのウェゴヴィを会員向けに広く提供するための契約を締結したと発表。7月1日に薬剤リストの見直しを実施し、会員向けにウェゴヴィを優先する措置を講じるとしている。
(1-3月・第1四半期)
・既存店売上高:14.2%増(予想:9.0%増)
・1株利益(調整後):2.25ドル(予想:1.69ドル)
・売上高:945.9億ドル、7%増(予想:935.8億ドル)
ヘルスケア給付:348.1億ドル(予想:332.2億ドル) ・ ヘルスサービス:434.6億ドル(予想:438.5億ドル)
薬局ネットワーク:231.1億ドル(予想:224.3億ドル)
メール・専門薬:180.7億ドル(予想:183.4億ドル)
薬局・消費者向けウェルネス:319.1億ドル(予想:313.6億ドル)
企業・その他:1.33億ドル(予想:1.15億ドル)
・薬局請求処理件数:4億6420万件(予想:4億7238万件)
・営業利益(調整後):45.8億ドル(予想:36.8億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.00~6.20ドル(従来:5.75~6.00ドル)(予想:5.91ドル)
・売上高:3826億ドル以上(従来:3859億ドル以上)(予想:3894億ドル)
・営業利益(調整後):133.1~136.5億ドル(従来:129.5~134.0億ドル)(予想:132.4億ドル)
【企業概要】
米国において、地域密着、デジタルチャネル、および医師・薬剤師・看護師を通じて、健康向上のためのソリューションを提供する。慢性疾患の管理、服薬の遵守、便利な方法での手頃な価格の健康・ウェルネスサービスの利用、価値ベースの支払いプログラム等を、必要とされる場所・タイミングで提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
CVSヘルス<CVS> 71.53(+4.82 +7.23%)
ドラックストアや医療保険管理など総合ヘルスケアのCVSヘルス<CVS>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高は下方修正したものの、1株利益の見通しは上方修正した。
1株利益については、医療保険給付部門の営業成績の上昇により増加したとしている。前年度の開発による有利な前年比の影響と、メディケアにおける基礎的な業績改善を反映しているという。ただし、「継続的なコスト上昇傾向とマクロ経済の逆風リスクを考慮し、残りの年度については慎重な見方を維持する」とも述べた。
同社また、医薬品福利厚生部門がノボ・ノルディスクのウェゴヴィを会員向けに広く提供するための契約を締結したと発表。7月1日に薬剤リストの見直しを実施し、会員向けにウェゴヴィを優先する措置を講じるとしている。
(1-3月・第1四半期)
・既存店売上高:14.2%増(予想:9.0%増)
・1株利益(調整後):2.25ドル(予想:1.69ドル)
・売上高:945.9億ドル、7%増(予想:935.8億ドル)
ヘルスケア給付:348.1億ドル(予想:332.2億ドル) ・ ヘルスサービス:434.6億ドル(予想:438.5億ドル)
薬局ネットワーク:231.1億ドル(予想:224.3億ドル)
メール・専門薬:180.7億ドル(予想:183.4億ドル)
薬局・消費者向けウェルネス:319.1億ドル(予想:313.6億ドル)
企業・その他:1.33億ドル(予想:1.15億ドル)
・薬局請求処理件数:4億6420万件(予想:4億7238万件)
・営業利益(調整後):45.8億ドル(予想:36.8億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.00~6.20ドル(従来:5.75~6.00ドル)(予想:5.91ドル)
・売上高:3826億ドル以上(従来:3859億ドル以上)(予想:3894億ドル)
・営業利益(調整後):133.1~136.5億ドル(従来:129.5~134.0億ドル)(予想:132.4億ドル)
【企業概要】
米国において、地域密着、デジタルチャネル、および医師・薬剤師・看護師を通じて、健康向上のためのソリューションを提供する。慢性疾患の管理、服薬の遵守、便利な方法での手頃な価格の健康・ウェルネスサービスの利用、価値ベースの支払いプログラム等を、必要とされる場所・タイミングで提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース