（NY時間14:04）（日本時間03:04）
コーヘン＆スティアーズ<CNS>　74.96（-3.15　-4.03%）

　コーヘン＆スティアーズ<CNS>が下落。アナリストが投資判断を「売り」でカバレッジを開始した。目標株価は６７ドルで設定。同社の株価は割高で、不動産市場の環境が引き続き厳しいと指摘した。不動産業界が現在直面している景気循環的な逆風を挙げ、これには高金利の継続が影響していると述べている。

　「われわれは金利の長期高止まりと、より高コストのリファイナンス、そしてプライベート市場の評価額に懸念を抱いている」と指摘している。また、分配金の再投資を調整した後の実質的な有機的成長率が低いとも見込んだ。

【企業概要】
　米国内外で、機関投資家・個人投資家向けに不動産・インフラストラクチャー・コモディティ・優先株式などの分野で、実物資産とオルタナティブインカムに特化したグローバルな投資運用を手掛け、資産管理業務を展開する。オープンエンド型・クロースドエンド型の投資信託の資産管理も手がける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース