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    2026年6月15日 23時33分

    初めての米住宅購入、ハードルがかつてないほど高く

     不動産情報のジロー<Z>によると、初めて米住宅を購入する消費者にとってのハードルがかつてないほど高くなっているという。全米のスターターホーム(初めて住宅を購入する人向けの比較的安価な住宅)の平均価格は19万8649ドル(3178万円)だが、スターターホームの価格が100万ドル(1億6000万円)を超える都市は過去最多の242都市に達した。

     これは1年前の226都市から増加しており、一部地域で住宅の購入しやすさ(アフォーダビリティ)が改善し始めているにもかかわらず、高額住宅化の流れは続いているという。

     一般的にスターターホームとは、その地域の住宅価格帯の下位3分の1に属する住宅を指す。一方、住宅購入者を取り巻く環境には改善の兆しも見られ、現在では、住宅購入と賃貸を比較した場合、住宅購入者が損益分岐点に達するまでの期間は約6年となっている。これは2023年後半の8年以上から短縮されており、購入環境は徐々に改善していることを示している。

     州別では、ニューヨーク州とニュージャージー州で100万ドル超のスターターホームを持つ都市の増加ペースが最も速い。一方、カリフォルニア州は105都市と圧倒的に多く、引き続き全米で最多となっている。

     また、全米50州のうち26州で、少なくとも1都市はスターターホーム価格が100万ドルを超えている。

     ジローのデータは、住宅価格の高騰が高級住宅だけでなく、初めて住宅を購入する層向けの住宅市場にも広がっていることを示しており、住宅供給不足や高い住宅需要が依然として米国住宅市場の大きな課題となっていることを浮き彫りにしている。

    株探ニュース