2025年11月17日 22時46分
ダウ先物は下落 リスク回避一服も慎重な雰囲気は続く=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:32)(日本時間22:32)
ダウ先物 47164(-65.00 -0.14%)
S&P500 6747.00(-8.25 -0.12%)
ナスダック100先物 25067.75(-26.25 -0.10%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも下げに転じている。ロンドン時間まではプラス圏で推移していたものの、NY勢が参加して来るにつれて売りが優勢となり、下げに転じる展開。
先週のリスク回避の雰囲気は一服しているものの、買戻しには慎重な雰囲気も見られている。米政府機関は再開したものの、これまでの閉鎖に伴う経済的影響や、FRBの利下げ期待の後退、そしてAI関連株の高バリュエーションへの懸念などは続いている状況。
今週は19日の引け後にエヌビディア<NVDA>の決算が予定されており、その内容を確認したい雰囲気も強い。また、延期されていた9月分の米雇用統計が20日(木)に発表される。すでに発表になっている9月分のADP雇用統計は、雇用者数が予想外の減少となり、米労働市場の冷え込みを示していた。
弱い内容も警戒されるが、米雇用統計とADP雇用統計は必ずしも傾向が一致するわけではない。もっとも、米政府機関閉鎖前のデータでもあり、予想を上回っても、どの程度の反応を示すかは未知数。
「11月前半は荒い値動きになると予想していたが、まさにその渦中にある。政府閉鎖やニューヨーク市長選といった懸念材料はいくつか解消されたものの、依然として懸念は残る。しかし、このもみ合い相場は最終的に上昇へ転じ、S&P500は7000超に向けて約200日線ポイント上昇する可能性がある」との強気な声も聞かれる。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が時間外で上昇。バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、第3四半期に同社株を1790万株取得した。米証券取引委員会(SEC)への報告書で明らかとなった。
量子コンピューティングのハードウエア設計を手掛けるクオンタム・コンピューティング<QUBT>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益が予想外の黒字となったほか、売上高も280%急増し、予想も大きく上回った。
バイオ医薬品のニューバレント<NUVL>が時間外で下落。取引開始前にALK陽性肺がん治療薬候補「ネラダルキブ」の最新データを発表。前治療歴のある患者群で奏効率(ORR)は31%となり、初期段階の臨床試験で示された38%から低下した。
食品・施設管理サービスのアラマーク<ARMK>が時間外で大幅安。取引開始前に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。26年度の通期ガイダンスも公表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回る見通しを示している。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
バークシャー<BRK/B> 511.87(+2.93 +0.58%)
クオンタム・コンピューティング<QUBT> 12.05(+1.45 +13.68%)
ニューバレント<NUVL> 93.70(-2.80 -2.90%)
アラマーク<ARMK> 33.51(-4.52 -11.89%)
アップル<AAPL> 269.20(-3.21 -1.18%)
マイクロソフト<MSFT> 507.71(-2.47 -0.48%)
アマゾン<AMZN> 235.32(+0.63 +0.27%)
アルファベットC<GOOG> 286.87(+9.89 +3.57%)
アルファベットA<GOOGL> 286.23(+9.82 +3.55%)
テスラ<TSLA> 398.00(-6.35 -1.57%)
メタ<META> 607.00(-2.46 -0.40%)
エヌビディア<NVDA> 187.05(-3.12 -1.64%)
AMD<AMD> 244.95(-1.86 -0.75%)
イーライリリー<LLY> 1009.00(-16.28 -1.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 47164(-65.00 -0.14%)
S&P500 6747.00(-8.25 -0.12%)
ナスダック100先物 25067.75(-26.25 -0.10%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも下げに転じている。ロンドン時間まではプラス圏で推移していたものの、NY勢が参加して来るにつれて売りが優勢となり、下げに転じる展開。
先週のリスク回避の雰囲気は一服しているものの、買戻しには慎重な雰囲気も見られている。米政府機関は再開したものの、これまでの閉鎖に伴う経済的影響や、FRBの利下げ期待の後退、そしてAI関連株の高バリュエーションへの懸念などは続いている状況。
今週は19日の引け後にエヌビディア<NVDA>の決算が予定されており、その内容を確認したい雰囲気も強い。また、延期されていた9月分の米雇用統計が20日(木)に発表される。すでに発表になっている9月分のADP雇用統計は、雇用者数が予想外の減少となり、米労働市場の冷え込みを示していた。
弱い内容も警戒されるが、米雇用統計とADP雇用統計は必ずしも傾向が一致するわけではない。もっとも、米政府機関閉鎖前のデータでもあり、予想を上回っても、どの程度の反応を示すかは未知数。
「11月前半は荒い値動きになると予想していたが、まさにその渦中にある。政府閉鎖やニューヨーク市長選といった懸念材料はいくつか解消されたものの、依然として懸念は残る。しかし、このもみ合い相場は最終的に上昇へ転じ、S&P500は7000超に向けて約200日線ポイント上昇する可能性がある」との強気な声も聞かれる。
アルファベット<GOOG><GOOGL>が時間外で上昇。バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>が、第3四半期に同社株を1790万株取得した。米証券取引委員会(SEC)への報告書で明らかとなった。
量子コンピューティングのハードウエア設計を手掛けるクオンタム・コンピューティング<QUBT>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益が予想外の黒字となったほか、売上高も280%急増し、予想も大きく上回った。
バイオ医薬品のニューバレント<NUVL>が時間外で下落。取引開始前にALK陽性肺がん治療薬候補「ネラダルキブ」の最新データを発表。前治療歴のある患者群で奏効率(ORR)は31%となり、初期段階の臨床試験で示された38%から低下した。
食品・施設管理サービスのアラマーク<ARMK>が時間外で大幅安。取引開始前に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。26年度の通期ガイダンスも公表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を下回る見通しを示している。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
バークシャー<BRK/B> 511.87(+2.93 +0.58%)
クオンタム・コンピューティング<QUBT> 12.05(+1.45 +13.68%)
ニューバレント<NUVL> 93.70(-2.80 -2.90%)
アラマーク<ARMK> 33.51(-4.52 -11.89%)
アップル<AAPL> 269.20(-3.21 -1.18%)
マイクロソフト<MSFT> 507.71(-2.47 -0.48%)
アマゾン<AMZN> 235.32(+0.63 +0.27%)
アルファベットC<GOOG> 286.87(+9.89 +3.57%)
アルファベットA<GOOGL> 286.23(+9.82 +3.55%)
テスラ<TSLA> 398.00(-6.35 -1.57%)
メタ<META> 607.00(-2.46 -0.40%)
エヌビディア<NVDA> 187.05(-3.12 -1.64%)
AMD<AMD> 244.95(-1.86 -0.75%)
イーライリリー<LLY> 1009.00(-16.28 -1.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース