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    2026年10月14日 20時58分

    ビットコイン、8万3000ドル台で小動き このあとの米CPI待ち

    *ビットコイン(ドル)(NY時間07:56)(日本時間20:56)
    83355.13(+11.40 +0.01%) 高84050.25 安82966.44
    円建参考値 1320万9287円(+1807 +0.01%)

    *イーサ(ドル)
    2500.70(-7.94 -0.32%) 高2527.65 安2480.18
    円建参考値 39万6285円(-1259 -0.32%)

    *XRP(ドル)
    1.3727(+0.0041 +0.30%) 高1.3854 安1.3608
    円建参考値 217.53円(+0.65 +0.30%)

     きょうのビットコインは8万3000ドル台での小動きとなっている。一時8万4000ドル台を回復していたものの、その後は伸び悩む展開。ウィリアムズNY連銀総裁の発言を受けて買いが優勢となる場面もあったが、半導体メモリー株を中心とするIT・ハイテク株への警戒感が残る中、上値を維持できていない。

     ウィリアムズ総裁は、今年あと1回の利上げが適切になる可能性を示す一方、2027年については追加利上げを想定していないと述べた。来年の追加利上げに慎重な姿勢を示したことがビットコインの支援材料となったものの、今年の追加利上げの可能性は残されており、積極的に上値を追う動きにはつながっていない。

     市場の関心は、このあと日本時間21時半に発表される米消費者物価指数(CPI)に集まっている。インフレ鈍化が確認されればFRBの追加利上げ観測が後退し、米金利低下を通じてビットコインの上昇を後押しする可能性がある。一方、予想を上回るインフレが示されれば、追加利上げ観測が強まり、米金利上昇が相場の重しとなることも警戒される。

     需給面では米現物ビットコインETFへの資金流入が下値を支えている。13日の純流入額は1億7570万ドルとなり、前週の大幅な資金流出から持ち直した。ただ、直近7営業日程度では依然として流出超過となっており、資金フローが本格的に流入基調へ転換したと判断するには早い状況。今夜のCPIを通過した後もETFへの資金流入が続くかが注目される。

     一方、中長期的には銀行による暗号資産サービスの拡大も支援材料となりそうだ。スタンダード・チャータード銀は、UAEの適格な富裕層顧客を対象に、銀行口座から直接ビットコインとイーサを売買できるサービスを開始した。保管や決済も同行のシステム内で完結し、外部ウォレットを必要としない。国際的な大手銀行が富裕層向けの直接取引に踏み込んだことで、暗号資産の金融サービスへの浸透が一段と進むとの期待も出ている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース