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    2026年9月30日 22時38分

    ボーイングが上昇 海軍の次世代主力戦闘機「F/A-XX」の製造企業として選定される=米国株個別

    (NY時間09:37)(日本時間22:37)
    ボーイング<BA> 190.07(+2.39 +1.27%)
    ノースロップ<NOC> 485.05(-19.56 -3.88%)

     ボーイング<BA>が上昇。米国防総省は29日、ステルス性を備え、機密指定となっている海軍の次世代主力戦闘機「F/A-XX」の製造企業として、ボーイングを選定したと発表した。受注を巡り、同社は、ノースロップ・グラマン<NOC>と競っていた。

     契約額は200億ドルを超える。主力戦闘機計画でボーイングが受注するのは2年連続。同社は2025年、空軍のステルス戦闘機F47を巡る契約でロッキード・マーチンに勝利していた。

     F/A-18ホーネットの後継機として計画されるF/A-XXについて、海軍が公表している詳細は少なく、開発・調達費の総額見通しや調達機数、運用開始時期などは明らかにしていない。

     航空機アナリストは「負けても問題にならないような競争だ」と指摘。ノースロップもB21ステルス爆撃機と大陸間弾道ミサイル(ICBM)「センチネル」を開発していることを踏まえ、「両社とも抱えている仕事は非常に多く、今後さらに増える」と述べた。一方、F47に続く受注により、ボーイングは新たな世界の覇者に上り詰めたとも語った。

     今回の契約は、収益源である737MAXの認証で新たな問題に直面するボーイングにとって、待望の受注。米規制当局は新たに判明したソフトウエアの不具合を審査しており、結果次第では機体の納入に支障が生じ、同社の収益を圧迫する恐れがある。

     ヘグセス国防長官とファインバーグ国防副長官は25年からF/A-XX計画の開始に反対。米国の防衛産業基盤は、二つの航空機計画を同時に進めることはできないと主張していた。しかし、議会が計画推進のため数億ドルの予算を計上したことで、国防総省は計画を進めざるを得なくなった。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース