2026年9月10日 20時55分
ビットコイン、揉み合い 米インフレ指標と来週のFOMCを控えた金利警戒が上値抑制
*ビットコイン(ドル)(NY時間07:54)(日本時間20:54)
77881.13(-421.53 -0.54%) 高78523.47 安77688.06
円建参考値 1200万2261円(-64962 -0.54%)
*イーサ(ドル)
2463.55(-7.61 -0.31%) 高2484.08 安2443.22
円建参考値 37万9657円(-1173 -0.31%)
*XRP(ドル)
1.3774(-0.0261 -1.86%) 高1.4036 安1.3708
円建参考値 212.27円(-4.02 -1.86%)
きょうのビットコインは7万8000ドル中心に揉み合っている。暗号資産固有の材料よりも、今週の米インフレ指標と来週のFOMCを控えた金利警戒が上値を抑えており、概ね7万7000-8万ドルのレンジ内で方向感を探る展開となっている。
目先の最大の焦点はこのあと発表の米生産者物価指数(PPI)と明日の消費者物価指数(CPI)。市場では来週のFOMCでFRBが利上げに踏み切る確率を約60%で織り込んでおり、インフレ指標が今後の利上げ観測を左右する重要な材料と見られている。
予想を上回るインフレが示されれば、利上げ観測の高まりから米金利が上昇し、ビットコインには下押し圧力が強まる可能性がある。一方、インフレ鈍化が確認されれば、利上げ観測の後退を通じて8万ドルを再び試す展開も期待されそうだ。
原油高と米長期金利の高止まりも重し。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油は一時100ドルを突破し、インフレ再加速への警戒から米10年債利回りは4.8%台で推移している。
前日発表された米財務省による長期国債の買い戻しも、市場が期待したほど金利を押し下げておらず、高金利環境がビットコインなど金利を生まない資産への逆風となっている。
需給面では、米現物ビットコインETFが2営業日連続の純流出となった。9日は合計約1億70万ドルの純流出となり、ARK21シェアーズのARKBから約7800万ドルが流出したことが響いた。ただ、9月に入ってからはなお約5億4350万ドルの純流入を維持しており、現時点で機関投資家の需要が全面的な資金流出へ転じたと思われない。
目先は8万ドル近辺の戻り売りをこなせるかが焦点となる。テクニカル面では7万7200-7万8000ドル付近が下値サポートとして意識される一方、上値では7万9700-8万500ドル付近が最初の抵抗帯となっている。ここを明確に上抜ければ8万3000-8万4000ドルが次の上値メドとなるが、足元ではテクニカルが改善する一方、米金利とETFからの資金流出が上値を抑える構図となっており、まずはPPIとCPIを受けて8万ドルを突破できるかが注目されそうだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
77881.13(-421.53 -0.54%) 高78523.47 安77688.06
円建参考値 1200万2261円(-64962 -0.54%)
*イーサ(ドル)
2463.55(-7.61 -0.31%) 高2484.08 安2443.22
円建参考値 37万9657円(-1173 -0.31%)
*XRP(ドル)
1.3774(-0.0261 -1.86%) 高1.4036 安1.3708
円建参考値 212.27円(-4.02 -1.86%)
きょうのビットコインは7万8000ドル中心に揉み合っている。暗号資産固有の材料よりも、今週の米インフレ指標と来週のFOMCを控えた金利警戒が上値を抑えており、概ね7万7000-8万ドルのレンジ内で方向感を探る展開となっている。
目先の最大の焦点はこのあと発表の米生産者物価指数(PPI)と明日の消費者物価指数(CPI)。市場では来週のFOMCでFRBが利上げに踏み切る確率を約60%で織り込んでおり、インフレ指標が今後の利上げ観測を左右する重要な材料と見られている。
予想を上回るインフレが示されれば、利上げ観測の高まりから米金利が上昇し、ビットコインには下押し圧力が強まる可能性がある。一方、インフレ鈍化が確認されれば、利上げ観測の後退を通じて8万ドルを再び試す展開も期待されそうだ。
原油高と米長期金利の高止まりも重し。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油は一時100ドルを突破し、インフレ再加速への警戒から米10年債利回りは4.8%台で推移している。
前日発表された米財務省による長期国債の買い戻しも、市場が期待したほど金利を押し下げておらず、高金利環境がビットコインなど金利を生まない資産への逆風となっている。
需給面では、米現物ビットコインETFが2営業日連続の純流出となった。9日は合計約1億70万ドルの純流出となり、ARK21シェアーズのARKBから約7800万ドルが流出したことが響いた。ただ、9月に入ってからはなお約5億4350万ドルの純流入を維持しており、現時点で機関投資家の需要が全面的な資金流出へ転じたと思われない。
目先は8万ドル近辺の戻り売りをこなせるかが焦点となる。テクニカル面では7万7200-7万8000ドル付近が下値サポートとして意識される一方、上値では7万9700-8万500ドル付近が最初の抵抗帯となっている。ここを明確に上抜ければ8万3000-8万4000ドルが次の上値メドとなるが、足元ではテクニカルが改善する一方、米金利とETFからの資金流出が上値を抑える構図となっており、まずはPPIとCPIを受けて8万ドルを突破できるかが注目されそうだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース