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    2026年9月9日 1時58分

    アップル、初の折りたたみ式アイフォーン発表へ 価格は2000ドル超に=米国株個別

    (NY時間12:55)(日本時間01:55)
    アップル<AAPL> 316.01(-3.96 -1.24%)

     アップル<AAPL>は明日の新製品イベントで同社初となる折りたたみ式アイフォーンを発表すると見られている。約20年に及ぶ同製品の歴史において最大級のデザイン刷新となり、9月1日にCEOに就任したターナス氏にとって初の大型新製品となる。前CEOのクック会長は2020年頃のアジア訪問時、サムスン電子などの折りたたみ端末の普及に着目し、開発加速を支援した。当初検討されたiPadから、より幅広い需要が見込めるアイフォーンへ開発軸を移した経緯がある。

     開発コードネーム「V68」は、約7.8インチの内側画面と5.5インチの外側画面を備え、折りたたみ時にはパスポート大となる。動画視聴や複数アプリの同時利用を想定し、他社製より横長の画面設計を採用した。

     価格は当初目標の1999ドルから、メモリー高騰などを背景に最大2199ドル程度へ引き上げられる見通し。大容量モデルは3000ドルに迫る可能性があり、標準モデル(799ドル)や「アイフォーン17Pro」(1099ドル?)を大幅に上回る高価格帯となる。

     技術面では画面の折り目抑制やヒンジの耐久性が課題となったが、チタンとアルミニウムの複合ヒンジやコーニング<GLW>と共同開発した専用ガラスにより、折り目の目立たない完成度を実現した。耐久性やバッテリー駆動時間、カメラ性能で従来機に及ばない面もあるものの、社内では完売を期待する強気な見方が強く、市場は今年の販売台数を700万-1000万台と予測する。

     同機はターナス新体制における大型製品群の第1弾に位置づけられる。今後はタッチパネル搭載MacBookや卓上型ロボット、スマートグラスなどの投入も控え、アップルは折りたたみ機を起点にハードウエアの新展開を加速させる構え。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース