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    2026年9月2日 22時44分

    デル、決算受け大幅高 AIサーバーの受注が絶好調=米国株個別

    (NY時間09:44)(日本時間22:44)
    デル<DELL> 473.48(+48.48 +11.41%)

     デル<DELL>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回ったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、27年度通期の売上高見通しを上方修正した。AI最適化サーバー部門の売上高見通しも上方修正している。第3四半期の売上高見通しも予想を大きく上回った。

     世界的なAI需要の急拡大に伴い、AIサーバーの受注が絶好調となった。AIサーバーの通期売上高は740億ドルを見込み、前年度の約3倍に膨らむ見通し。

     AIサーバーの受注残は四半期末時点で950億ドルに達し、今後の業績に対する高い視認性を証明している。エヌビディア<NVDA>製半導体を搭載した最新モデルの大型契約をはじめ、新興のハイパースケーラーから一般企業まで顧客層が拡大している。

     主力のPC部門もメモリ高騰分の価格転嫁が進み、売上高が20%増と堅調。全社の営業費率は過去最低の8%に抑制されており、AIインフラ投資の追い風を成長力へ確実に結びつけている。

     アナリストは「買い」を維持し、目標株価を600ドルに引き上げた。主要市場での需要急増に加え、同社の高い事業遂行力を背景に業績予想を引き上げている。ITインフラの刷新や企業によるAI導入拡大を背景に、今後も成長モメンタムが持続すると予想。AIサーバーだけでなく、幅広いインフラ需要が業績を押し上げるとの見方を示した。

     別のアナリストも「買い」を維持し、目標株価を635ドルに引き上げ。AIと従来型インフラの双方で需要が拡大するなか、業界トップクラスの事業遂行力によって、同社が再び業績見通しを引き上げた点を評価した。

     今回の決算についても、AI関連需要の継続に加え、ITインフラ更新需要がより持続的になっているほか、PC需要も懸念されていたほど弱くないと指摘。AIサーバーだけに依存せず、従来型サーバーやPCを含めた幅広い需要が業績を支えていることを評価している。

    (5-7月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):7.04ドル(予想:4.90ドル)
    ・売上高:469.7億ドル 58%増(予想:447.8億ドル)
      インフラ・ソリューションズ・グループ(ISG):317.8億ドル(予想:295.8億ドル)
      AI最適化サーバー:164.0億ドル(予想:160.3億ドル)
      従来型サーバー・ネットワーキング:105.3億ドル(予想:92.8億ドル)
      ストレージ:48.5億ドル(予想:43.3億ドル)
      クライアント・ソリューションズ・:150.3億ドル(予想:149.9億ドル)
       法人:131.9億ドル(予想:132.4億ドル)
       個人:18.4億ドル
    ・営業利益(調整後):59.3億ドル(予想:41.8億ドル)

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・売上高:490億ドル(予想:419億ドル)

    (27年度通期見通し)
    ・売上高:1920億ドル(従来:1650~1690億ドル)(予想:1737.6億ドル)
      AI最適化サーバー:740億ドル(従来:約600億ドル)(予想:625億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース