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    2026年8月27日 5時45分

    セールスフォース、決算受け時間外で13%高 AI・データ製品に強い需要=米国株個別

    (NY時間16:43)(日本時間05:43)時間外
    セールスフォース<CRM> 232.24(+26.62 +12.95%)

     セールスフォース<CRM>が時間外で上昇。引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回った。受注残に当たる残存履行義務(RPO)は予想を下回ったものの、進行中の残存履行義務(cRPO)は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、27年度通期の見通しを上方修正したほか、第3四半期についても予想を上回る見通しを示している。

     ベニオフCEOは、AI・データ製品への需要が非常に強く、それらの年ベース経常収益(ARR)がまもなく40億ドルを突破するとの見通しを示した。また、ワシントンCFOは、新規年間契約額(NNAOV)の伸びが過去4年間で最も強く、下半期の既存事業売上高の再加速に向けて順調に進んでいると説明。AI時代でも競争力を維持できるとの安心感に繋がる堅調な売上高見通しを示した。

     同社は、AI時代でも成長を続けられることを示すよう市場から迫られており、人による監視なしに顧客サービスなどの業務を処理するAIツール「エージェント・フォース」の普及を進めている。同社は6月、AIスタートアップのフィン社を36億ドルで買収すると発表。この買収により、顧客サービス向けAIを強化し、オープンAI会長で同社の元共同CEOであるテイラー氏が設立したAIスタートアップ、シエラなどへの競争力を高める狙いがある。

    (5-7月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):5.90ドル(予想:3.28億ドル)
    ・売上高:113.5億ドル 11%増(予想:113.2億ドル)
      サブスク&サポート:108.2億ドル(予想:107.9億ドル)
      プロフェッショナルサービス・その他:5.25億ドル(予想:5.34億ドル)
    ・営業利益率(調整後):34.1%(予想:33.6%)
    ・ブッキング:187.9億ドル(予想:189.1億ドル)
    ・残存履行義務(RPO):663億ドル(予想:676.6億ドル)
      進行中の残存履行義務(cRPO):335億ドル(予想:333.9億ドル)
    ・FCF:11.0億ドル(予想:8.46億ドル)

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):3.42~3.44ドル(予想:3.39ドル)
    ・売上高:114.2~115.0億ドル(予想:114.2億ドル)
    ・進行中の残存履行義務(cRPO):約14%増(予想:13%増)

    (27年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):16.67~16.71ドル(従来:14.06~14.12ドル)
    ・売上高:461~464億ドル(従来:459~462億ドル)(予想:461.1億ドル)
    ・営業利益率(調整後):34.3%

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース