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    2026年8月13日 6時06分

    シスコシステムズ、好決算も時間外で下落=米国株個別

    (NY時間17:06)(日本時間06:06)時間外
    シスコシステムズ<CSCO> 118.81(-5.07 -4.09%)

     シスコシステムズ<CSCO>が時間外で下落。引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。受注残を示す残存履行義務(RPO)も予想を上回っている。AIハイパースケーラー向け受注は40億ドルだったほか、製品受注は35%増加。ハイパースケーラーを除いても25%増となった。

     ガイダンスも公表し、予想を上回る通期見通しを示している。パターソンCFOは「第4四半期の売上高、営業利益、1株利益はいずれも過去最高となり、われわれの予想レンジの上限を上回った」と説明した。また、AIデータセンター向けネットワーク機器の旺盛な需要を背景に、予想を大幅に上回る第1四半期の見通しを示した。

     同社はネットワーク機器メーカーだが、近年はAIデータセンター向け事業の拡大に注力。世界的なAIインフラ投資を取り込むため事業再編を進めており、政府主導のAIプロジェクトを手掛ける顧客など、新規顧客の獲得にも繋がっている。

     特に注目されているのが、独自開発するネットワーク半導体「シリコンワン」。アナリストによると、競合するブロードコム<AVGO>製品の供給不足も同社への受注を押し上げているという。一方、セキュリティ事業や従来型のキャンパス・ネットワーク製品の販売については懸念を示していた。

     発表直後は時間外で株価は上昇していたものの、すぐに戻り売りに押され下げに転じている。同社株は年初来で60%上昇しており、高い期待には届かなかったようだ。

    (5-7月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):1.22ドル(予想:1.17ドル)
    ・売上高:172.5億ドル(予想:168.5億ドル)
      製品:134.6億ドル(予想:130.3億ドル)
      ネットワーキング:97.9億ドル(予想:96.2億ドル)
      セキュリティ:22.3億ドル(予想:20.9億ドル)
      コラボレーション:11.7億ドル(予想:10.5億ドル)
      オブザーバビリティ:2.75億ドル(予想:2.78億ドル)
      サービス:37.9億ドル(予想:38.1億ドル)
    ・粗利益率(調整後):66.3%(予想:66.0%)
    ・営業利益率(調整後):35.9%(予想:34.8%)
    ・残存履行義務(RPO):467.3億ドル(予想:444.2億ドル)

    (8-10月・第1四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.32~1.34ドル(予想:1.17ドル)
    ・売上高:180~182億ドル(予想:168.4億ドル)
    ・粗利益率(調整後):65~66%(予想:66.1%)
    ・営業利益率(調整後):35.5~36.5%(予想:34.6%)

    (27年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):5.05~5.11ドル(予想:4.84ドル)
    ・売上高:722~734億ドル(予想:691.3億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース