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    2026年8月4日 5時56分

    パランティア、決算受け時間外で13%高 警戒感を和らげる内容=米国株個別

    (NY時間16:56)(日本時間05:56)時間外
    パランティア<PLTR> 142.49(+16.84 +13.40%)

     情報分析ソフトのパランティア<PLTR>が時間外で大幅高。引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。

     今回の強気見通しは、アンソロピックなどのAI企業が独自ソフトウェアを販売することで同社の事業が圧迫されるとの懸念や、米国外の政府が自国のテクノロジー企業との連携を強めるとの警戒感を和らげる内容となった。

     カープCEOはAIスタートアップがわれわれに取って代わるとの見方に反論し、「企業がAIモデルを自社システム内で自由に運用させることには大きなリスクがある」と指摘。CEOはまた「今四半期はまさにこの世のものとは思えない内容だった。このような成果はどの企業でも驚くべきものだが、われわれの規模や影響力を考えれば、なおさら驚異的だ」とコメントした。

     また、「われわれのソフトウェアは大規模言語モデル(LLM)を提供するAI企業へ依存することに代わる選択肢だ」と強調。「AI企業が本当に獲得しようとしているのはデータやプロンプトだけではなく、顧客企業が持つ組織の知見や競争優位性そのものだ。われわれの顧客は、そうしたAI企業の“属国”になることを拒んだ」とも述べている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.41ドル(予想:0.35ドル)
    ・売上高:19.4億ドル(予想:18.1億ドル)
      米商業部門:7.64億ドル(予想:7.16億ドル)
    ・EBITDA(調整後):12.0億ドル(予想:10.9億ドル)
    ・営業利益(調整後):11.9億ドル(予想:10.8億ドル)
    ・営業利益率(調整後):62%(予想:59.8%)
    ・FCF(調整後):12.2億ドル

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・売上高:21.6億ドル(予想:20.0億ドル)
    ・営業利益(調整後):12.9~13.0億ドル(予想:11.4億ドル)

    (通期見通し)
    ・売上高:81.5~81.6億ドル(従来:76.5~76.6億ドル)(予想:77.3億ドル)
      米国商業部門:34.2億ドル超
    ・営業利益(調整後):48.9~49.0億ドル(従来:44.4~44.5億ドル)(予想:45.1億ドル)
    ・FCF(調整後):45.0~47.0億ドル(従来:42.0~44.0億ドル)

    【企業概要】
     世界の防衛・諜報機関、災害救援組織、企業などに、データ・意思決定・運用を大規模に効果的に統合するソフトウェアを提供する。大量の情報を、その業務を反映した統合データ資産に変換することを可能にし、大規模言語モデルと共に、既存の機械学習テクノロジーの力を活用し、AIを組織データと接続する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース