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    2026年7月17日 22時43分

    ネットフリックス、決算受け大幅安 第3四半期の見通しが予想下回る=米国株個別

    (NY時間09:41)(日本時間22:41)
    ネットフリックス<NFLX> 66.25(-8.10 -10.89%)

     ネットフリックス<NFLX>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、予想を下回る第3四半期の見通しを示し、2四半期連続で売上成長が鈍化する見通しを示したことが嫌気されている模様。

     同社株は過去1年間で40%超下落。加入者数や視聴者数は依然として有料動画配信サービスで最大を維持しているものの、将来性に対する懸念が重しとなっている。

     ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>買収を目指した動きや、その後の業績を受け、動画配信市場での首位としての勢いが鈍っているとの見方が投資家の間で広がった。

     上半期は、数カ月に渡って新たなヒット作に恵まれなかった。続編の多くも、新シーズンで視聴者を十分につなぎ留めることができなかった。

     ニューマンCFOはアナリスト説明会で「四半期ごとの業績に左右される経営はしていない」と述べた。また、対象市場の約45%しか取り込めていないとし、世界のテレビ視聴全体に占める割合も5%に過ぎないとも説明。

     アナリストは「第2四半期決算は堅調な内容だったものの、第3四半期の売上高見通しが予想を下回り、営業利益率の見通しも据え置いたことで、投資家心理の改善にはつながりにくい」と指摘。

     別のアナリストは、目標株価を従来の110ドルから90ドルへ引き下げている。「総じて今回の決算は弱気派の見方を裏付ける内容だった。売上成長は鈍化し、費用は増加、視聴者エンゲージメントの弱さも続いている。ポッドキャストやゲームなどの新規事業も、新たな成長の柱となるほどの規模には至っていない」と述べた。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:0.80ドル(予想:0.79ドル)
    ・売上高:125.6億ドル 13%増(予想:125.8億ドル)
      米国・カナダ:54.3億ドル(予想:55.2億ドル)
      欧州・中東・アフリカ(EMEA):40.3億ドル(予想:40.3億ドル)
      中南米:15.8億ドル(予想:15.1億ドル)
      アジア太平洋:15.1億ドル(予想:15.3億ドル)
    ・営業利益:41.9億ドル(予想:41.3億ドル)
    ・営業キャッシュフロー:17.4億ドル(予想:29.3億ドル)
    ・FCF:15.3億ドル(予想:27.2億ドル)

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・1株利益:0.82ドル(予想:0.84ドル)
    ・売上高:128.6億ドル(予想:130.0億ドル)
    ・営業利益:42.7億ドル(予想:43.6億ドル)

    (通期見通し)
    ・売上高:510~514億ドル(従来:507~517億ドル)(予想:513.8億ドル)
    ・営業利益率:31.5%を維持(予想:31.7%)
    ・FCF:約125億ドルを維持(予想:130.9億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース