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    2026年7月1日 4時01分

    AIの普及、人間の仕事奪うことにはならず

     オープンAIのチーフエコノミストは、AIの普及によって人間の労働者が不要になることはないとの見方を示した。ポルトガルのシントラで開催されているECB年次フォーラムで講演し「AIの影響を受けやすい仕事だからといって、AIに代替されるとは限らない」と指摘。「仕事とは何か、仕事が今後どう変わっていくのかを、より深く考える必要がある。そうすることで、楽観論や悲観論に偏ることなく、労働市場の動向についてより適切な助言ができるようになる」と述べた。

     AIが経済に及ぼす影響は、ECBをはじめ各国・地域の中銀にとって重要な論点となっている。AIによって労働者が大規模に職を失えば、経済成長やインフレに大きな影響が及ぶ可能性があるため。

     ECBのレーン理事は「企業調査や消費者調査では、過去の汎用技術と比べてもAIの導入はかなり速いことが確認されている」と指摘。「もちろん、これは世界的な動きだが、欧州は様々な面でAIを導入しやすい環境にある。AIは生産性や投資にプラスに働くと楽観している。ただ、まだ初期段階だ」とも述べた。

    株探ニュース