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    2026年7月1日 1時27分

    FRB、金利据え置きの見方も

     市場では、先週のPCE価格指数を受けてやや後退こそしているものの、年内のFRBの利上げ期待は高い。10月までに1回の利上げが見込まれ、年末までに40%の確率で2回目の利上げが見込まれている。

     今週のウォーシュ議長の講演や米雇用統計でそれが裏付けられると期待しているようだが、アナリストは「FRBは市場が織り込んでいるような利上げは実施しない可能性が高い」との見方を示している。

     ウォーシュ議長によるインフレに対する強硬な発言を受けて、市場ではFRBが利上げに踏み切るとの見方が強まったが、同アナリストは、FRBは政策金利を据え置く可能性の方が高いという。

     米インフレはピークに接近しており、年内を通じて伸びは鈍化していく可能性が高い。その結果、FRBが積極的な対応を取る必要性は低下するだろうと指摘。また、エネルギー価格下落や昨年の関税引き上げ効果の剥落によってディスインフレ圧力が強まる見通しだとも指摘した。

     別のアナリストも本日示した年央の見通しの中で、FRBは今後のFOMCで政策金利を据え置くと予想している。金融政策は現在、概ね中立水準に戻っており、FRBは今後のFOMCで据え置きを続ける可能性が最も高いとしている。

     ただ、エネルギー価格上昇が幅広い物価へ波及し、成長も加速した場合には、利上げリスクが高まるという。

     2027年にはディスインフレ基調が再開し、それによってFRBは来年利下げを実施できるようになるとの見方も示した。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース