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    2026年6月26日 5時46分

    オープンAI、IPOを来年まで待つ方向に傾く=米国株個別

     AI開発大手のオープンAIが、計画していたIPOを来年以降に延期する方向で調整に入ったことが明らかになったと伝わっている。NYポストが関係者の話として報じた。投資銀行などのアドバイザーがアルトマンCEOに延期を助言しているという。AI企業の先行き不透明感が浮き彫りとなっている。

     同社は当初、年内のIPOと企業価値1兆ドルでの上場を模索していた。しかし、今月上場したスペースX<SPCX>の株価急落や世界的なIT・ハイテク株安を受けて慎重論が台頭。アルトマンCEOは目標の評価額の引き下げを拒否しており、延期が現実味を帯びているという。

     背景には、データセンターや人材確保への巨額投資による財務面の課題がある。さらにチャットGPTの利用者数が約9億人で頭打ちとなるなど成長鈍化も指摘される。

     同社は動画生成などの赤字事業を縮小し、企業向けプログラミング支援ツールに注力する構造改革を推進。営業基盤の強化を急ぎつつ、収益性の改善を図る構えだという。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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