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    2026年6月24日 2時57分

    ハイリオンが下落 ペリカン・ウェイがショートポジションの保有を明らかに=米国株個別

     (NY時間13:54)(日本時間02:54)
    ハイリオン<HYLN> 6.32(-1.06 -14.31%)

     発電装置のハイリオン<HYLN>が大幅安。空売りで知られるペリカン・ウェイ・リサーチ社がXへの投稿で、同社のショートポジションを保有していることを明らかにしたことが嫌気されている。

     レポートでは、同社の混迷は深まっており、創業者でCEOのヒーリー氏は2020年、同社をSPAC(特別買収目的会社)を通じて上場させ、電気トラック(EV)関連銘柄として売り込んだ。しかし、度重なる量産化の公約は果たされず、23年の戦略見直しで同事業は事実上消滅。その後は発電事業を経て、現在は最新のAIデータセンター関連事業への参入を図るなど、場当たり的な事業転換を繰り返している。

     同社の業績は低迷を極め、25年度末までの累計売上高は約800万ドルに留まる。その一方、ヒーリー氏は21年以降、約1540万ドルの巨額報酬を受け取っており、他の経営陣への報酬も約1350万ドルに上る。これらはすべて株主資金から賄われたものだ。

     市場からは、同氏が投資家の「買いそびれる恐怖」を煽って夢物語を売り込む一方、企業経営の実態は伴わず、自己や経営陣への報酬支払い以外に成功の形を見い出せていないとの厳しい指摘が出ている。株主資金の使途を巡り、経営姿勢が厳しく問われそうだと評している。

    【企業概要】
     商業施設・廃棄物管理業界向けに、据置型・移動型発電装置の設計・開発・R&Dサービスを提供する。モジュール式で完全密閉型、様々な燃料源で稼働可能な発電ソリューションである主力製品KARNO Power Moduleを提供するほか、車両や船舶などの移動体向けアプリケーションにも取り組む。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース