2026年6月12日 21時21分
ピムコ、信用力の低いクレジット商品への投資を避けるよう警告
米債券運用大手ピムコ(運用資産残高2兆2700億ドル)は2026年の投資見通しを公表し、投資家に対し信用力の低いクレジット商品への投資を避けるよう警告する一方、高格付け資産には多くの投資機会があるとの見方を示した。
同社は「クレジット損失(デフォルト)のサイクルが始まっている」と指摘。レバレッジドローンやプライベート・ダイレクトレンディングなど低信用分野では損失が大幅に増加すると予想し、資産の質や信用分析の重要性が高まる長期潮流の始まりだとした。
現在のクレジット市場は、国債に対する上乗せ金利が低水準に留まっている。ピムコはこれを市場の強さではなく油断と断じ、投資家はグローバル化や政策当局による救済、低ボラティリティといった過去の前提に頼ることはできないと警鐘を鳴らす。
今後は地政学リスク、各国の国内政治や産業政策が格差を拡大させ、特にAIインフラ、防衛、エネルギーへの巨額投資が市場を左右するとみる。
一方、近年の金利上昇により、高格付け債券は低いボラティリティで株式に匹敵する長期リターンを提供する可能性があるという。特に利回りとリスクのバランスが良い「5?10年の中期債」や、信用リスクが低くスプレッドが歴史的高水準にある「政府機関保証住宅ローン担保証券(MBS)」を有望視する。
さらに、各国の金融政策の方向性が分かれる中、ファンダメンタルズが良好な国などの国債を選別する投資手法が有効としている。このほか、インフレリスクや地政学リスクへの防御手段としてインフレ連動債や実物資産を重視し、なかでも金は中立的な価値保存手段として役割を果たし続けると評価している。
株探ニュース
同社は「クレジット損失(デフォルト)のサイクルが始まっている」と指摘。レバレッジドローンやプライベート・ダイレクトレンディングなど低信用分野では損失が大幅に増加すると予想し、資産の質や信用分析の重要性が高まる長期潮流の始まりだとした。
現在のクレジット市場は、国債に対する上乗せ金利が低水準に留まっている。ピムコはこれを市場の強さではなく油断と断じ、投資家はグローバル化や政策当局による救済、低ボラティリティといった過去の前提に頼ることはできないと警鐘を鳴らす。
今後は地政学リスク、各国の国内政治や産業政策が格差を拡大させ、特にAIインフラ、防衛、エネルギーへの巨額投資が市場を左右するとみる。
一方、近年の金利上昇により、高格付け債券は低いボラティリティで株式に匹敵する長期リターンを提供する可能性があるという。特に利回りとリスクのバランスが良い「5?10年の中期債」や、信用リスクが低くスプレッドが歴史的高水準にある「政府機関保証住宅ローン担保証券(MBS)」を有望視する。
さらに、各国の金融政策の方向性が分かれる中、ファンダメンタルズが良好な国などの国債を選別する投資手法が有効としている。このほか、インフレリスクや地政学リスクへの防御手段としてインフレ連動債や実物資産を重視し、なかでも金は中立的な価値保存手段として役割を果たし続けると評価している。
株探ニュース