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    2026年6月5日 3時46分

    明日は米雇用統計 労働市場の底堅さが証明されるか注目

    *非農業部門雇用者数(NFP)(5月)5日21:30
    予想 8.5万人 前回 11.5万人

    *失業率
    予想 4.3% 前回 4.3%

    *平均時給
    予想 0.3% 前回 0.2%(前月比)
    予想 3.4% 前回 3.6%(前年比)

     明日は5月の米雇用統計が発表される。コンセンサス予想では非農業部門雇用者数(NFP)は8.5万人増が見込まれ、前回からは伸びが鈍化するものの、米労働市場の底堅さが示されると期待されている。失業率も前回同様の4.3%の低水準が予想。

     予想通りであれば、3、4月に続く労働市場の基調的な強さが証明され、2月の落ち込みからの持ち直しが一時的ではないことが示される。

     雇用の牽引役は民間サービス業で、特に夏季需要を見据えたレジャー・ホスピタリティ分野の採用加速や、教育・医療サービス分野の堅調な推移が見込まれている。政府部門も州・地方政府の採用増が連邦政府の減少を補い、全体を押し上げたと見られている。

     また、失業率を維持するのに必要な雇用増の目安(約5万人増)を上回るとの予想のため、失業率には低下圧力がかかる。総じて、労働市場の需給緩和は進んでおらず、底堅さが維持されていることを示す内容になると見られている。

     予想通りであれば、このところのFRBのタカ派姿勢を裏付ける内容と受け止められそうだ。ウォーシュ新議長初のFOMCが16、17日に開催されるが、そこでは据え置きが確実視されているが、今回公表されるFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)や経済見通しなどで、年内の利上げの可能性に含みを持たせる会合になるか注目される。

     現在、短期金融市場では年内1回の利上げを65%程度で織り込んでいるが、強い数字であれば、タカ派期待が広がり、100%まで織り込む可能性もありそうだ。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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