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    2026年2月5日 23時40分

    アルファベット、決算受け下落 好決算も設備投資の投資対効果への不安=米国株個別

    (NY時間09:40)(日本時間23:40)
    アルファベットC<GOOG> 322.45(-10.90 -3.27%)
    アルファベットA<GOOGL> 322.09(-10.96 -3.29%)

     アルファベット<GOOG><GOOGL>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。広告や検索が依然として好調をキープしている。同社のAIであるジェミニの第4四半期の月間アクティブユーザー数は7.5億人超に拡大したとも報告した。前四半期は6.5億人だった。

     発表後に時間外で株価は激しく上下動していたが、結局マイナス圏で推移している。市場が問題視している通期の設備投資の見通しは、最大1850億ドルと予想を大きく上回ったことが重しとなっている模様。

     ピチャイCEOは、こうした設備投資が成果を上げていると指摘。「AIへの投資とインフラが、全事業に渡って売り上げと成長を押し上げているのが確認できている。検索の利用は過去最高水準となり、AIが引き続き拡張局面をけん引している」と述べている。

     アナリストからの評価はさほど悪くはないが、設備投資に対する投資対効果(ROI)への不安感は指摘されている。

     「今回の決算は、AI需要を背景に検索事業とクラウド事業の成長が再加速したことで押し上げられた。一方、設備投資のガイダンスは予想を大きく上回り、フリーキャッシュフロー(FCF)に大きな影響を与える水準となっている。同社は投資規模やROIを巡る懸念を認識している」と述べている。

     別のアナリストからは「グーグルのクラウド事業の加速は、同社のジェミニに関連した計算資源の供給拡大やAPIの利用拡大が追い風になる可能性があるほか、検索広告の拡大もAIモードやジェミニによって食われておらず、アップル<AAPL>との提携も、iOSデバイスにおけるエージェント型機能の展開でもデフォルト設定を維持する上で追い風になるとみられる」といった声も出ている。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益:2.82ドル(予想:2.65ドル)
    ・売上高:1138.3億ドル 18%増(予想:1114.0億ドル)
    ・売上高(TAC除く):972.3億ドル 19%増(予想:951.7億ドル)
      グーグルサービス:958.6億ドル 14%増(予想:949.0億ドル)
       グーグル広告:822.8億ドル 14%増(予想:808.9億ドル)
       グーグル検索・その他:630.7億ドル 17%増(予想:613.7億ドル)
       YouTube広告:113.8億ドル 8.7%増(予想:117.8億ドル)
       グーグルネットワーク:78.3億ドル 1.6%減(予想:77.8億ドル)
       グーグルサブスク・プラットフォーム・デバイス:135.8億ドル 17%増(予想:138.1億ドル)
      グーグルクラウド:176.6億ドル 48%増(予想:162.0億ドル)
      その他:3.70億ドル 7.5%減(予想:4.44億ドル)
    ・営業利益:359.3億ドル(予想:369.5億ドル)
    ・営業利益率:32%(予想:33.1%)
    ・設備投資:914.5億ドル(予想:281.7億ドル)
    ・従業員数:19万820人

    (通期見通し)
    ・設備投資:1750~1850億ドル(予想:1195億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース