2026年2月4日 2時54分
ウォルマート、小売業界では初の1兆ドル企業に=米国株個別
(NY時間12:52)(日本時間02:52)
ウォルマート<WMT> 127.87(+3.81 +3.07%)
ウォルマート<WMT>が本日、時価総額が1兆ドルに到達し、小売企業としては史上初めてこの水準に達した。米株式市場でここ数日ローテーションの動きが見られる中で、同社株に資金が流入しているようだ。過去1年で株価は約26%上昇し、エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG><GOOGL>といった巨大IT企業と肩を並べる存在となっている。
消費者の財布の紐がきつくなる中、同社は価格と利便性を求める高所得層を取り込みつつ、低所得層の顧客基盤も維持するという二正面戦略を成功させている。オンライン商品数を5億点超に拡大し、1時間配送や会員制サービス「ウォルマート+」も開始。40億ドル超規模の広告事業を育成するなどデジタル転換を加速させてきた。
特に早期からAIに巨額投資を行い、サプライチェーン自動化によって在庫予測や検索、配送を高度化したことが競争力を高め、決算では米既存店売上高が予想を15四半期連続で上回っている。AI投資への評価は株価上昇をさらに後押しし、食料品のオンライン化が進む中で投資家の期待も高まっている。
アナリストは「ディスカウントストアからテクノロジーを全面的に取り入れた企業へと、過去5年で大規模なデジタル変革を遂げた」と指摘。今週にはファーナー氏がグローバルCEOに就任し、アマゾン<AMZN>やアルディ社、立て直しを図るターゲット<TGT>との競争を見据え、技術投資をさらに強化する意向。
一方、米国ではインフレや雇用減速、関税や政府機関閉鎖を巡る不透明感が消費を圧迫。それでも同社は先月、英アストラゼネカに代わってナスダック100に採用され、AI分野ではオープンAIやグーグルと提携し、検索チャットボットに購買機能を組み込むなど「AI競争」を一段と加速させている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ウォルマート<WMT> 127.87(+3.81 +3.07%)
ウォルマート<WMT>が本日、時価総額が1兆ドルに到達し、小売企業としては史上初めてこの水準に達した。米株式市場でここ数日ローテーションの動きが見られる中で、同社株に資金が流入しているようだ。過去1年で株価は約26%上昇し、エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG><GOOGL>といった巨大IT企業と肩を並べる存在となっている。
消費者の財布の紐がきつくなる中、同社は価格と利便性を求める高所得層を取り込みつつ、低所得層の顧客基盤も維持するという二正面戦略を成功させている。オンライン商品数を5億点超に拡大し、1時間配送や会員制サービス「ウォルマート+」も開始。40億ドル超規模の広告事業を育成するなどデジタル転換を加速させてきた。
特に早期からAIに巨額投資を行い、サプライチェーン自動化によって在庫予測や検索、配送を高度化したことが競争力を高め、決算では米既存店売上高が予想を15四半期連続で上回っている。AI投資への評価は株価上昇をさらに後押しし、食料品のオンライン化が進む中で投資家の期待も高まっている。
アナリストは「ディスカウントストアからテクノロジーを全面的に取り入れた企業へと、過去5年で大規模なデジタル変革を遂げた」と指摘。今週にはファーナー氏がグローバルCEOに就任し、アマゾン<AMZN>やアルディ社、立て直しを図るターゲット<TGT>との競争を見据え、技術投資をさらに強化する意向。
一方、米国ではインフレや雇用減速、関税や政府機関閉鎖を巡る不透明感が消費を圧迫。それでも同社は先月、英アストラゼネカに代わってナスダック100に採用され、AI分野ではオープンAIやグーグルと提携し、検索チャットボットに購買機能を組み込むなど「AI競争」を一段と加速させている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース