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    2026年2月4日 0時57分

    ファイザーが下落 コロナワクチンと抗ウイルス薬の需要減少=米国株個別

    (NY時間10:57)(日本時間00:57)
    ファイザー<PFE> 25.72(-0.94 -3.53%)

     ファイザー<PFE>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が、予想こそ上回ったものの減収となったことが嫌気されている模様。コロナワクチンと抗ウイルス薬の需要減少が続いたことが背景にある。

     同社は売上減少について、「新型コロナ感染率の低下により抗ウイルス薬パキロビッドの需要が減少したほか、新型コロナワクチンの接種推奨対象が縮小されたことでコミナティの接種対象者が減少したことが要因」と説明した。コミナティの売上高は35%減、パキロビッドは70%の減収となった。新型コロナ関連製品の売上高は通期で50億ドルを見込む一方、約15億ドルの売上高押し下げ要因も想定している。

     同社の新型コロナ関連薬の需要はパンデミックのピーク時から急減しており、同社は売上高減少を補う新薬の開発を進めている。パイプライン強化の一環として、昨年、減量薬スタートアップのメッツェラ社を総額100億ドル超となる可能性のある案件で買収することで合意した。

     同社は、メッツェラから取得したGLP-1薬「Pf’3944」の第2フェーズの臨床試験で良好な結果が得られたと発表。主要評価項目である28週時点での統計的に有意な体重減少を達成し、プラセボ調整後の平均体重減少率は12.3%だったという。週1回投与から月1回投与に切り替えた後も体重減少は継続し、28週時点でプラトーは見られなかったという。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.66ドル(予想:0.57ドル)
    ・売上高:175.6億ドル 1%減(予想:169.4億ドル)
      プレベナー・フランチャイズ:17.1億ドル 9.6%増(予想:16.0億ドル)
      アイブランス:10.4億ドル 5%減(予想:10.1億ドル)
      エリキュース:20.2億ドル 10%増(予想:20.2億ドル)
      ビンダケル・ファミリー:16.9億ドル 9.3%増(予想:17.3億ドル)
      ゼルヤンツ:3.24億ドル 7.2%減(予想:2.65億ドル)
      インライタ:2.35億ドル 2.9%減(予想:2.10億ドル)
    ・販管費(調整後):40.8億ドル

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.80~3.00ドルを維持
    ・売上高:595~625億ドルを維持(予想:610億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース