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    2026年2月2日 23時49分

    ディズニー、決算受け下落 第2四半期のガイダンスに失望感も指摘される=米国株個別

    (NY時間09:46)(日本時間23:46)
    ディズニー<DIS> 105.78(-7.02 -6.22%)

     ディズニー<DIS>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。パークやクルーズを含むエクスペリエンス部門の売上高が過去最高の100億ドルに達したことが寄与した。パーク部門の利益は入場者数と客単価の増加、新造クルーズ船の寄与により6%増の33億ドルとなった。

     一方、稼ぎ頭のエンターテインメント部門の利益は、政治広告の減少や「アバター:ファイア&アッシュ」の公開に伴うマーケティング費用の影響で3分の1超減の11億ドルに落ち込んだ。

     スポーツ部門は、新たなNBAおよび大学スポーツの放映権料増加により利益が23%減の1億9100万ドルとなり、ESPNを含む部門の加入料も減少した。ユーチューブTVの一時的な配信停止により、スポーツ事業の営業利益に約1.1億ドルの悪影響が発生したとしている。

     通期のガイダンスでは1株利益の2桁成長を見込み、年内に70億ドルの自社株買いを進める計画。

     ただ、株価は発表直後に時間外で売買が交錯していたものの通常取引に入って売りが強まっている。アナリストは、「評価上の最大の焦点となるのは体験(パーク)とストリーミング事業で、これらの結果は良し悪しが分かれる内容だった。バリュエーション回復のカギは、パークの来園者数の回復と、ストリーミング事業における営業レバレッジの改善にある」とも述べている。

     また、別のアナリストからは「第2四半期のガイダンスはネガティブと見ている。見通しではエンターテインメント部門の営業利益がコンセンサスを下回る水準が示唆され、直販型ストリーミング(DTCのSVOD)事業の営業利益も前四半期比での改善は限定的に留まる」との見方が示されている」との見解も出ている

     同社の取締役会は、パークやクルーズ部門を率いるダマーロ氏を次期CEOに昇格させる人事を固めた。来週にも新CEO指名の採決を行う見通しで、同社は3月末までに後継者を発表するとしている。

     ダマーロ氏は2020年から、ディズニーの利益の大部分を稼ぎ出すテーマパーク部門を率いてきた。承認されれば、2005-20年に同社を統括し、22年にCEOとして復帰したアイガーCEOの後任となり、3年に及んだCEO選定作業に終止符を打つ。

    (10-12月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.56ドル)
    ・売上高:259.8億ドル 5.2%増(予想:256.9億ドル)
      エンターテインメント:116.1億ドル 6.8%増(予想:112.5億ドル)
      スポーツ:49.1億ドル 1.2%増(予想:49.6億ドル)
      エクスペリエンス:100.1億ドル 6.3%増(予想:99.6億ドル)

    ・セグメント営業利益合計:46.0億ドル(予想:45.9億ドル)
      エンターテインメント:11.0億ドル(予想:11.8億ドル)
      スポーツ:1.91億ドル(予想:1.81億ドル)
      エクスペリエンス:33.1億ドル

    (1-3月・第2四半期見通し)
    ・スポーツ部門の営業利益:放映権費用増により1.0億ドルの減少を見込む

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):2桁成長
    ・エンターテインメント部門の営業利益:2桁成長(下期偏重)
    ・スポーツ部門の営業利益:1桁台前半
    ・エクスペリエンス部門の営業利益:1桁台後半(下期偏重)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース