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    2026年1月28日 0時23分

    米上院反トラスト小委、ネットフリックスのワーナー買収案に懸念=米国株個別

    (NY時間10:20)(日本時間00:20)
    ネットフリックス<NFLX> 84.67(-1.04 -1.21%)
    ワーナー<WBD> 28.22(-0.02 -0.07%)
    パラマウント<PSKY> 11.51(-0.38 -3.23%)

     米上院の反トラスト小委員会で委員長を務めるリー議員(共和、ユタ州)は、ネットフリックス<NFLX>によるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>のスタジオ事業と映像ストリーミング事業「HBOマックス」の買収提案に懸念を表明した。

     リー議員は先週、両社のCEOに宛てた書簡で、「取引は動画配信市場における競争を著しく減退させるリスクを含む、深刻な反トラスト法上の問題を提起する可能性が高い」と述べた。また、「買収側がデューデリジェンス(資産査定)を装って競争上機密性の高い情報を入手した場合には特に、合併審査プロセスの悪用懸念が生じる」とも指摘している。

     リー議員は上院司法委員会の競争政策・反トラスト・消費者権利小委員会の委員長を務めている。

     WBDとネットフリックスの取引に関する小委員会公聴会は2月3日に予定。ネットフリックスによるWBDのスタジオ事業とストリーミング資産の買収については、米司法省が審査を担当する。ネットフリックスはWBDを全額現金で1株27.75ドル、総額720億ドルで買収することで合意している。

     リー議員はまた、WBDとネットフリックスの取引が、いわゆる「キラー・ノン・アクイジション(買収せず、市場から締め出す行為)」として機能し、合併審査プロセスを通じて主要競合他社を実質的に弱体化させる恐れがあるとも指摘。

     書簡にはパラマウント<PSKY>への言及はなかった。パラマウントはCATV事業を含むWBD全体に対する779億ドルでの敵対的買収を行っており、米司法省はこの買収案も審査している。パラマウントはWBD株主にTOBを提示し、先週には期限を2月20日に延長した。WBDの取締役会は株主に対し、パラマウントの提案を退けるよう呼びかけている。

     パラマウントは、ネットフリックスとHBOマックスが統合すれば米国内外で反競争的な問題が発生すると主張。WBDとネットフリックスはこれに対し、規制当局からの承認を見込んでいるとしている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース