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    2026年1月27日 23時50分

    GM、決算受け上昇 最大20億ドルの増益見込む 増配や自社株買いも計画=米国株個別

    (NY時間09:48)(日本時間23:48)
    GM<GM> 84.04(+4.61 +5.80%)

     GM<GM>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、自動車部門の売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。北米のEBITは予想範囲内となっている。ただ、株価はポジティブな反応。26年度の通期ガイダンスでEBIT、1株利益とも予想を上回る見通しを示した。

     同社は、高収益車種への需要を背景に今年の利益が最大20億ドル増加すると見込み、増配や自社株買いを通じて株主還元を拡大する計画を示した。新たに60億ドルの自社株買い枠を承認し、四半期配当を1株0.03ドル増配し0.18ドルとすることも明らかにした。同社は過去数年で200億ドル超の自社株買いを実施しており、これが株価の最高値更新を後押ししてきた。

     新たな見通しは、GMCシエラやキャデラック・エスカレードといった大型トラックやSUVの販売拡大と、電気自動車(EV)の販売抑制を前提としており、トランプ大統領がバイデン政権時代の燃費規制を緩和したことで、既存の自動車メーカーは罰金やテスラ<TSLA>などからのEVクレジット購入を回避しつつ、ガソリン車をより多く販売できる環境となっている。

     バーラCEOは株主向け書簡で、「米国の新車市場は引き続き底堅く推移するとした上で、規制・政策環境も自社にとって追い風になりつつある」と述べた。一方、同社は今月初めにEV事業に関連する追加損失を計上し、評価損の累計が約76億ドルに達したことで自社株買い継続への懸念も浮上していたが、バーラCEOはEV事業の収益化に向けた道筋への自信を改めて強調した。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):2.51ドル(予想:2.28ドル)
    ・売上高:452.9億ドル 5.1%減(予想:453.7億ドル)
      自動車部門:409.9億ドル 6.0%減(予想:419.3億ドル)
      金融部門(GMフィナンシャル):43.0億ドル 4.6%増(予想:41.8億ドル)
    ・EBIT(調整後):28.4億ドル(予想:27.7億ドル)
      北米EBIT(調整後):22.4億ドル(予想:22.4億ドル)
      国際部門EBIT(調整後):2.78億ドル(予想:2.61億ドル)
      金融部門EBT(調整後):6.09億ドル(予想:7.53億ドル)
    ・自動車部門FCF(調整後):27.6億ドル(予想:26.7億ドル)
    ・車両販売台数:93.7万台
      GMNA販売台数:78.0万台
      GMI販売台数:15.7万台

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):11.0~13.0ドル(予想:11.79ドル)
    ・EBIT(調整後):130~150億ドル(予想:136.0億ドル)
    ・自動車部門FCF(調整後):90~110億ドル

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース